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こんなところに八千代エンジニヤリング

vol.6 カルカッタ  交通インフラ整備

  • カルカッタ交通インフラ整備プロジェクト(1997-2005)

事業の内容について教えてください

カルカッタ交通インフラ整備事業は、カルカッタ(現在コルカタ)市内の交通混雑の激しい交差点改良を目的とした、以下の4本のフライオーバー(高架橋)の建設を含む道路改良工事です。

- ガリヤハット高架橋 (Gariahat Flyover, 橋長570m)

- AJCボースロード高架橋 (A.J.C Bose Road Flyover, 橋長2,275m)

- ロックゲート高架橋 (Lock Gate Flyover, 橋長681m)

- パークスリート高架橋 (Park Street Flyover、橋長610m)

 

カルカッタは、英国の植民地政策の拠点として発展した街で、マザー・テレサが貧しい人達に救済の手を差し伸べた地としても有名です。未だ路上生活者も多く、夜間の桁架設の傍らで歩道に寝ている人達もいました。


AJCボーズロード高架橋竣工後

事業はどのように進められたのですか?

設計は1997年5月に開始し1999年7月に完了、1999年9月から4工区に分けて順次工事発注を行いました。

設計はインド基準を遵守し、不足している部分を日本の基準で補って行いました。工事中の交通に及ぼす影響を最小限にするため、鋼製橋脚・鋼合成鈑桁及び箱桁を採用しました。

総工費は約83.4億円で、日本の円借款による援助で行いました。全て現地業者による施工で、現地コンサルタントと一緒に品質管理、出来高管理、工程管理等の技術指導をしながら施工監理を行い、2005年に最後の工区が竣工しました。


ロックゲート効果橋 跨線部桁架設

完成後はどのような評価を受けましたか?

工期は予定よりも遅れましたが、予期せぬ地下埋設物等の障害に対しても柔軟に設計変更をするなどして対応し、完成後は他の高架橋に比べ走行性が良いと、高い評価を得ることができました。

まだまだ都市基盤整備が遅れており、インドの他の都市に比べても汚いと言われるコルカタですが、徐々に整備が進められており、その一助として貢献できたことをうれしく思います。


パークストリート高架橋 開通前最終週検査後の
施工監理スタッフ一同

担当:国際事業本部 社会・経済基盤部 本間和史 

1976年入社。入社早々アルジェリアの製鉄所の建設を初め主に海外プロジェクトの計画・設計・施工監理業務に携わっており、現在はインドの地下鉄事業やアフガニスタンの道路プロジェクトに携わっている。

※サイト公開当時(2012年)の情報です

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