1. TOP
  2. ちょっとイイ話
  3. 2006年
  4. 道路交通騒音面的評価システム

八千代エンジニヤリングが毎月お届けするちょっとイイ話

  • 社会計画

yecのとりくみ

道路交通騒音面的評価システム

現況の騒音状況を把握する

道路の端部で騒音測定を行い、解析、評価を実施しています。
最近は、測定地点だけの評価ではなく面的な騒音の広がりを知るために、独自に開発した「道路交通騒音面的評価システム」を駆使して騒音の状況を把握しています。

面的評価システムの利点としては、GISを用いることによる地図情報及び属性情報の一元管理が可能となり、騒音レベルの推定条件である“道路の見通し角”、“近接建物列の間隙率”、“建物群立密度”等を自動的に作成し、膨大なデータの効率的な管理が可能となります。また、地図上に騒音レベルの推定結果を重ねて表示することで、道路交通騒音の状況の視覚的な把握が可能となります。

沿道騒音マップ

一定地域のすべての住居等に対して騒音レベルを推定しその結果を地図上に色分けして表示します。

環境基準超過建物抽出マップ

環境基準を超過する住居等を抽出しその結果を図面上に色分けして表示します。
 

GISによる解析機能

建物による減衰の補正において、建物1軒ごとの道路の見通し角、近接建物列の間隙率、建物群立密度等を自動的に算出します。

出力イメージ

出力イメージは、自動車騒音の常時監視結果報告(環境省提出資料)に対応しているため、そのままの書式で報告書等に活用することが可能です。

 

インターネットによる情報公開

道路沿道騒音マップ、環境基準超過建物抽出マップ等のデジタル出力により、ホームページ等でのビジュアルな情報公開にも即時に対応できます。

 

騒音対策を検討する

騒音予測計算

将来、交通量や道路構造が変化したときに騒音がどうなるかを把握して、対策を行う必要があるため、騒音の予測計算を行います。

インターチェンジや高架区間等では3次元モデルを用いて立体的な騒音予測計算を行っています。

騒音対策
■ 夜間の騒音対策が主

手っ取り早い方法としては、とにかく夜間の大型車が少なくなればイイという考え方です。
基本的に交通量が多いことと、大型車が多いことにより騒音が大きくなるので、この交通量、特に大型車の交通量を低減することが効果的です。

■ 高速道への交通の転換

高速道路の通行料金が無料になれば大型車が一般道から高速道路へ転換するでしょう。現在、夜間の料金割引などの社会実験を行っています。逆に、対策が必要な道路に夜間だけ通行料金を取るようにして他の道路へ分散させる方法も考えられています。

■ 遮音壁の設置

交通量が多い道路では低騒音舗装だけでは基準値以下に騒音を低減できないので、必要な高さの遮音壁を設置することを検討します。対策が必要な道路を高架構造として高いところを通行させれば下の騒音は低減されるので、そうした方法も取られることがあります。ただし、マンションなどの高層住宅には効果を発揮できない対策です。

 

遮音壁を設計する

面的評価事例:愛知県豊橋市内1号線 高さ2mの低層遮音壁から高さ8mにもなる壁の様な遮音壁まで、必要な高さの遮音壁を設計しています。こうした遮音壁が道路の側面に連続して設置されると、周りの景色が見えなくてどこを走っているか分からない!という弊害が起きます。また、壁ができて日陰もできてしまいます。
こうした弊害を低減するために、透光性の遮音壁が登場しています。

 

環境施設帯を検討する

最初から幅の広い道路を整備して遮音壁や植栽を行い、自然環境への貢献も合わせて行えるような、ゆとりのある道路を造っていきたいと考えています。

業務紹介「環境」のページへ

 

ページトップ