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八千代エンジニヤリングが毎月お届けするちょっとイイ話

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プロジェクト紹介

プロジェクト1

コロンビアでは、40年以上にわたる内戦の結果、280万人を超える国内避難民(紛争難民)が発生しています。 コロンビア政府は、1997年に各地方自治体(県・市)で避難民の生活を支援するように定めましたが、地方自治体レベルの計画策定・実施能力は低い上に、 避難民に対する理解も低いため、実際には支援できていない自治体がほとんどです。

そこで、内務司法省に地方自治体をフォローアップする役割が課されましたが、内務司法省の能力もまた低かったため、 日本政府にその能力の強化支援が要請されました。そしてyecは、その技術協力のためのプロジェクト計画を作成しました。

まず、パイロット活動候補地として挙げられた4県(バジェ・デル・カウカ県、アンティオキア県、マグダレナ県、ボリバル県) とその特別区(サンタマルタ特別区、カルタヘナ特別区)、ならびに県庁所在市(カリ市、メデジン市)と支援関連機関を訪問し、 地方行政機関による国内避難民支援の状況の調査と国内避難民の生活状態を視察しました。

調査過程では、例えば国内避難民が避難民の登録申請をしても国家機関が登録を拒否していたケースや、 避難民の現状やニーズを反映していないために県や市によって作成された支援計画が実行性を伴っていなかったケース等が明らかになりました。 また中央政府や地方政府の予算が複雑に絡み合った資金構造が計画づくりを難しくする一つの要因になっていたり、 さらには避難民支援委員会の開催の有無が政治的な力で決められてしまっていたこと等も判明しました。

そこで、地方自治体における国内避難民支援の成功を実現させるために、中央政府と地方政府との調整強化、地方政府間の調整強化、 関係職員の能力強化、計画づくりへの避難民の参加促進、中央政府による国内避難民支援にかかるモニタリング能力の強化等を行なうことの計画を作成しました。


【コロンビア】
ボゴタ市郊外国内避難民居住区

【コロンビア】
カルタヘナ市郊外国内避難民居住区
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