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八千代エンジニヤリングが毎月お届けするちょっとイイ話

一村一品運動 海外での地域活性化支援

  • 海外事業

みなさんはシアバターを使ったことはありますか?日本では保湿クリームや石鹸などに含まれていたりしますが、ヨーロッパではチョコレートにも使われていたりします。今月は海外でのシアバター作りを通じた地域活性化の活動について紹介します。

シアバターで地域活性?

Written by  shimomura hiroaki 下村弘明

日本の大分県から始まった「一村一品運動」が、日本からの途上国支援の一環として、様々な地域で実施されてきています。アフリカ大陸で最大の人口を誇るナイジェリアでは「一自治体一品プログラム」として、地域活性化の手法として取り組まれています。

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シアバターノキの果実

シアバターは、シアバターノキの種から取れる油を精製したもので、ナイジェリア、ガーナ、マリ、ブルキナファソで主に生産されています。シアバターノキはこれらの西アフリカ地域に主に自生する植物で、果実は握りこぶしより少し小さい程度です。この実の中の種から様々な工程を経て油分を取り出すことで、シアバターは作られています。欧州のスキンケア商品を扱うブランドがこのシアバターを商品化してから、女性を中心に日本でも利用されるようになりました。

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杵と臼で種を粉砕

シアバター作りの工程は、果実の採取から始まり、種の乾燥、種の粉砕、粉砕した種の焙煎とすりつぶし(ペーストにする)、ペーストのこね、脂肪分の取り出し、加熱精製、固化といった工程を経ます。この工程の中の種の粉砕で、日本では餅つきでおなじみの杵と臼が登場します。国や地域によってはかなりの工程が機械化されているところもあると思いますが、ナイジェリアの一部では、まだ杵と臼を使って作業をしています。

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img_f117-03.jpg 手作業でのシアバター作り

独立行政法人国際協力機構(JICA)は、ナイジェリアで一村一品運動を進めるための協力を行っており、2つの州を対象としていくつかの産品を選び、「一自治体一品プログラム」を広めるための実験的な活動を実施する事業を支援しました。yecは一村一品運動を進めるための行動計画づくりのアドバイザーとしてこの事業に参加しました。この事業での実験的な活動として選定した産品の1つがシアバターであり、農村の女性グループと一緒にシアバター作りの改善や、会計の記録作り、都市部の買い取り業者との商談設定などの支援を行いました。

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八千代エンジニヤリングは、これからも途上国における地場産業振興を通じた地域経済の活性化を支援していきます。

 

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