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八千代エンジニヤリングが毎月お届けするちょっとイイ話

防災・減災 大地震に備えて今できること

  • 社会計画

東日本大震災から5年が経とうとしています。また、南海トラフ巨大地震や首都直下地震はいつか必ずやってきます。いつ発生するかわからない地震に対する"備え"について考えてみましょう。

地震の危険性について

山本啓太,yamamoto keita

みなさんの住んでいる土地における地震の危険性について、都道府県や市町村では地震による震度分布図(ゆれやすさマップ)を公表・配布していると思います。読んだ時はなんとなく危険という認識は伝わるでしょうが、実際に対策まで実施している人は少ない状況です。
「あの時対策していて良かった」と思える話をしたいと思います。

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みなさんは自宅などの「ゆれやすさマップ」を見たことはありますか?ゆれやすさマップとは、地盤情報などを元に計算された地盤のゆれやすさを震度等によって表したマップのことです。これを見ることで自宅周辺に潜む地震の危険性を確認することができます。
図1にあるのは、東京都港区のゆれやすさマップです。港区では様々な防災情報を提供するアプリを配信しており、アプリからも揺れやすさマップを確認することができます。
ゆれやすさマップで確認すべきことは、自宅はもちろん、会社や普段利用する施設等にどのような危険性があるかを知ることです。「危険性がある」という認識を持つことが、「対策をとる」という行動に繋がります。

港区揺れやすさマップ

図1.港区揺れやすさマップ(出典:東京都港区)

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①被害イメージを持つ

例えば、「震度6強」がどれくらいの揺れなのか?どのような被害が出るのか?という具体的なイメージをすることです。
想定される規模や同等の規模の被災写真・イラスト等を確認するなど、被災した際のイメージを持つことで、被害の規模や何をすべきなのかが考えやすくなります(図2)。特に、新耐震規準が施行された昭和56年以前の建物は要注意です!

震度6強のイメージ

図2.震度6強のイメージ(出典:気象庁)

②災害に対する知識・知恵の習得

次に最低限度の知識と知恵を身に着けましょう。

1.家具の固定
阪神淡路大震災では、死亡原因の約8割が建物倒壊による圧死でした(図3)。これは、「建物の耐震化対策を行えば、防げる被害がある」とも捉えられます。家の耐震化は費用がかかるため、手が出しにくいですが、今すぐできることとして、家具の固定をやっておきましょう。家具の転倒による被害を防ぐことができます。

2.備蓄
避難所や自宅での避難生活では満足のいく食事はできません。そんな時のためにも普段から備蓄をしておきましょう。最近では「ローリングストック法」といって、非常食を定期的に飲食し、消費した分を補充する、という備蓄方法も注目されています。3日間生活できる量を目安に、備蓄を進めておきましょう。

3.耐震化
家の耐震化は非常に重要です。新築を建てる際や転居の際に家の耐震化をしておきましょう。

消防庁のページ内にて、家庭用家具の転倒、落下等の防止対策が詳しく紹介されています(安全・安心 → 防災トピックス → 家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック からご確認ください)。

阪神淡路大震災の死亡原因 
図3.阪神淡路大震災の死亡原因
(出典:国土交通省近畿地方整備局HP)  

③日々の備えと避難時の注意点を確認する

避難所の位置と避難経路の確認、非常用持ち出し品(備蓄)の準備は是非、やっておきましょう。また、避難する際に危険な箇所(大きな看板、土砂災害危険箇所、ガラス張りのビル等)も忘れずにチェックしましょう!
img_f121-04.jpgまた、ゆれやすさマップに避難経路や危険箇所等を書き込むことで「自分自身の避難地図」を作成し、家族全員で集合場所、連絡方法等を決めておきましょう。

 

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yecでは、命を守るための知恵・知識を持ってもらえるように、「防災教育」・「防災訓練」等の支援を実施しています。

”避難”とは、避難場所に行くことではなく、難を逃れる(災害をやり過ごす)ための、”知恵”と”知識”を持つことです。

 

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