1. TOP
  2. ちょっとイイ話
  3. 2017年
  4. 「みち」が「まち」を元気にするとき

八千代エンジニヤリングが毎月お届けするちょっとイイ話

まちづくり 「みち」が「まち」を元気にするとき

  • 社会計画

yecは社会実験に係る商店街の支援や調査、エリアマネジメント組織づくりの支援を行っています。今回は「浅草六区」で行われたオープンカフェの社会実験をご紹介します。

地元密着のまちづくり

上田真紀子,Ueda Makiko

yec本店がある台東区には、上野・浅草という世界的にも有名な観光地があります。

東京都台東区浅草にある全長約300mの商店街、「浅草六区ブロードウェイ」では、オープンカフェ社会実験を繰り返しながら、通りのにぎわいづくりに挑戦しています。

h4_f132-01.jpg

浅草六区は、浅草寺の西側に位置し、1884年に造成された浅草公園の第六区画として誕生しました。劇場や活動写真館などが集積し、かつては日本一の興行街として賑わいましたが、高度成長期以降はテレビ時代を迎え、著しく衰退しました。

現在は、つくばエクスプレスが開業し、国際都市浅草の西の玄関口として浅草観光の拠点を担う地区となっています。2011年には「浅草六区地区 地区計画」を策定し、ドン・キホーテ浅草店やまるごとにっぽんなどの大型施設が開業し、新たなにぎわいを生んでいます。

h4_f132-02.jpg

浅草六区地区の再興と、長年の懸案である路上駐輪問題の解決のため、「国家戦略特区」の認定を受けて道路占用事業を行うことを目指し、2016年度に六区ブロードウェイ商店街振興組合が中心となってオープンカフェ社会実験を行いました。

「国家戦略特区」に認定されることで、一般的には道路上に設置できない広告やベンチ、食事施設などの設置が可能になり、にぎわいづくりのための様々な取り組みが柔軟に行えるようになります。

有名なところでは、丸の内仲通りではこの特区制度を活用したみちづくりをしています。

yecでは社会実験にかかる商店街の支援や調査、エリアマネジメント組織づくりの支援を行っています。

img_f132-01.jpg 
カフェセットやキッチンカーの設置
img_f132-02.jpg 
路上パフォーマーの公開審査。
デジタルサイネージを活用してWEB投げ銭ができる
img_f132-03.jpg 
押しチャリ推奨・路上駐輪禁止の呼びかけや定例一斉清掃
img_f132-04.jpg 
チラシ配りや観光案内支援をするロボットが通りを盛り上げる
img_f132-05.jpg 
節分イベントでは、鬼と一緒に大道芸
img_f132-06.jpg 
まるごとにっぽんの立地を活かした地域プロモーション

h4_f132-02.jpg

社会実験期間中には、エリアマネジメントの一環として防災啓発を行いました。浅草をフィールドに活動する大道芸人たちが「六区レンジャー」になり、起震車などを活用しながら芝居仕立てで防災知識の紹介や啓発を行いました。

赤レンジャーは避難誘導係、青レンジャーは情報提供係、黄レンジャーは食料係、桃レンジャーは救急係、緑レンジャーは消火係、紫レンジャーは浅草ならではの人力車による負傷者の運搬係を演じました。

その他、商店街内の大型ビジョン連携による情報提供訓練、豆知識体験などを行い、防災意識を高めることができたのではないかと思います。yecチームも体験ブースで啓発活動に参画しました。

今後はパフォーマンスだけではなく、頼れる"地域の力"を確保するため、商店街の各店舗や従業員、路上パフォーマー達と連携し、来街者を守るための訓練に展開していきたいと考えています。

img_f132-07.jpg
浅草災害救助隊 六区レンジャー
img_f132-08.jpg
大型ビジョンと連携した情報提供訓練

h4_f132-04.jpg

春・秋・冬の3回の社会実験を行う中で、他にはない浅草六区地区の強みと魅力が明らかになってきました。この通りは、一年を通じて歩行者が多く、国際観光地としての情報発信力があり、パフォーマーという独創的な地域資源を持っています。

「みち」を使った地域プロモーションや様々なイベントを展開する中で、通りが賑わうだけでなく、都市と地方の交流が生まれ、新しい文化の発信の場となりつつあります。yecでも引き続き、地元企業として、この地域のまちづくりを応援していきたいと思います。



八千代エンジニヤリングはホームページの改善のために、
ご覧いただいたみなさんに以下のアンケートのご協力をお願いしております。

ページトップ