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お知らせ

2013年10月01日
平成25年9月福知山災害対応

平成25年9月13日に小笠原諸島近海で発生した台風18号により近畿地方北部は記録的な大雨となりました。京都府北部を流れる由良川水系では、福知山上流域の平均雨量(299mm)が戦後2番目、福知山地点の観測水位(8.30m)は観測史上最高水位を記録しました。この出水により9月16日に由良川右岸44.0k付近で約100mに渡り、堤防が決壊しました。

yecでは災害発生直後の9月17日より現地調査に着手し、10月24日の堤防決壊のメカニズムを諮問する堤防調査委員会(学識経験者4名と河川管理者で構成)に対する資料作成等の対応を行いました。

yecの取り組み

総合建設コンサルタントとして、堤防決壊直後の9月17日から河川と地質分野の複数の技術者が一丸となって取り組み、堤防決壊箇所の地質調査、学識経験者との合同現地調査、痕跡水位や各種水文データの整理、被災時の内外水位の推定、堤防浸透流解析及び安定解析等を行うことにより決壊メカニズムを解明し、堤防調査委員会に対する資料作成及び運営を行いました。

工夫したこと、苦労したこと

技術的工夫は堤内地側に内水が湛水している堤防の決壊メカニズムを時系列で評価し明らかにしたことでしたが、堤防決壊から委員会までの約1ヶ月という時間の中で、整備局や事務所そして学識経験者との協議を行う必要があり、スケジュール管理に苦労しました。

業務を終えて

密度が濃く苦しい1ヶ月でありましたが、治水の根幹である堤防構造について、発注者とコンサルの技術者がお互いの意見や技術を出し合い、改めて検討する貴重な機会でありました。
その後の対応としては、決壊メカニズムを踏まえて全国的にも前例の少ない越水を許容したH.W.L.堤防の構造検討を行い、現在築堤護岸工事が施工中です。
最後に、今回の対応に参画して頂いた技術者に大変感謝しています。

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決壊前後の堤防(平成25年9月18日撮影)
 

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 堤防決壊箇所の横断面図

 

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堤防決壊区間(平成25年9月18日撮影)

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