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主なプロジェクト

モルディブ 地方島津波災害緊急復旧・復興支援プロジェクト

【プロジェクト背景】

2004年12月26日(日)現地時間午前7時58分50秒、インドネシア国・スマトラ沖で、マグニチュード9.3という史上最大規模の地震が発生しました。この地震により大規模な津波が発生し、モルディブ国では、全国で死者82名、行方不明者26名を出し、15,000人以上が避難生活を余儀なくされました。特に地方島の被害は大きく、199の有人島のうち、58島で全住宅の再建が、また75島では住宅修復が必要とされ、合計5,700戸以上の家屋が被害を受けました。また、離島港湾施設、海岸保全施設、コーズウェイ、電力施設、島事務所等の公共インフラ等が被害を受け、住民の生計を支える漁業も壊滅的な打撃を受けました。さらに、観光産業にも大きな影響を与え、2005年6月には観光客数は前年同期で約半分程度まで減少しました。

yecは総括・主幹事会社として本プロジェクトに参画し、津波災害の甚大な島の復旧・復興を支援するため、短期及び中期的な観点から被災地の復旧計画・復興方針を策定し、復旧事業の実施を支援しました。

被災直後の住居(イシドー・カライドー島)
被災直後の住居
(イシドー・カライドー島)
被災直後のコーズウェイ。津波により道路の半分が損壊した。
被災直後のコーズウェイ。津波により道路の半分が損壊した。

【プロジェクト概要】

本プロジェクトでは、阪神・淡路大震災の復興経験から復旧・復興には自助(住民自身)、共助(地域社会)及び公助(政府支援)の連携支援が効果的であると考え、政府が実施する短期復旧支援事業とともに、地域社会側からの復旧事業として住民参加による災害復旧支援事業を実施し、復旧・復興を効果的に支援しました。

短期復旧支援事業としては、津波で被害を受けた配電網の整備を実施する「配電網復旧計画」、島と島との連絡道(コーズウェイ)を復旧・整備する「コーズウェイ修復計画」、島行政事務所を再建する「行政施設再整備計画」、下水の地下浸透による地下水の汚染を改善する「下水処理システム改善計画」の4つのプロジェクトを計画し、実施支援を行ないました。

住民参加型の災害復旧支援事業としては、津波被害により破壊された住宅などの瓦礫を地域住民の手で収集し、供給されたセメントと砂でブロックを作り、住宅再建の建材としてリサイクルする事業を考案・実施しました。本事業には津波被害で収入が無くなった島民を雇用し、完成した再生ブロックは津波記念碑・避難台の建設に利用しました。

レンガを利用したブロック作り
レンガを利用したブロック作り
復旧工事後のコーズウェイ(2006年9月30日完成)
復旧工事後のコーズウェイ
(2006年9月30日完成)
児童公園内に建設された津波避難台
児童公園内に建設された津波避難台
完成した合同行政庁舎(2006年10月31日完成)
完成した合同行政庁舎
(2006年10月31日完成)

主なプロジェクト 施設

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