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yecが誇る名人たち

yecは総合建設コンサルタントして、道路、鉄道、河川などのインフラ施設の設計を行っていますが、私は、まちづくりの専門家の立場からインフラ施設の事業推進のために、事業マネジメント業務に長年携わってきました。特にインフラ整備の円滑な促進を図るため、まちづくりの視点から事業マネジメントの分野に携わり、行政、施設管理者、地権者の間を調整し、構想段階、計画段階における事業の方向性を定めること、これを30年間続けてきました。

具体的には、道路整備では、道路整備を契機とした土地区画整理事業や沿線の宅地・建物の整備の計画や駅前広場や自由通路の計画を担当してきました。特に、平成の大合併当時は、まちの顔づくりとして、九州・中国地方の多くの地方駅の駅前広場や自由通路の整備に携わりました。

鉄道整備では、駅周辺の鉄道の高架化と道路整備を行う連続立体交差のまちづくりを担当し、鉄道設計の担当者とともに、広島東部連立、徳島連立、日向連立の連続立体交差事業調査に携わってきました。

河川整備では、堤防の強化対策として宅地整備と一体となるスーパー堤防のまちづくりを担当してきました。スーパー堤防は制度創設時から参加する機会に恵まれ、荒川、利根川、多摩川、淀川、大和川で、スーパー堤防の将来構想や河川事業者と宅地整備の事業者との調整業務に携わることができました。特に、荒川でのスーパー堤防第1号地区では、先例がない中で、河川、構造の担当者と多くの議論を交える中で、新規事業の立ち上げの面白さを体感することができました。

宅地整備では、旧地域公団の秋田新都市や宇部新都市の基本構想に携わりましたが、具体的な設計は経験していなかったのですが、現在は石巻市新門脇地区震災復興土地区画整理事業のCMRの設計担当として、設計図が完成すると同時に工事が始まるという状況の中で、事業マネジメントの本質は変わらないと、復興まちづくり事業に取り組んでいます。

これからの時代は、インフラは造ることよりも維持保全や縮減を考えることが中心となってくると思いますが、yecの各技術分野の技術者と協働して業務に携わる中で、事業マネジメントの本質となる技術を若手に、繋いでいきたいと思いっています。

 

 

馬場信吾(2015年7月フェロー認定)|事業マネジメントの伝承

多摩川スーパー堤防 

新門脇地区 

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