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yecが誇る名人たち

私がトンネル設計を担当し始めた30数年前はちょうど在来工法からNATM工法に移り変わる時期で、入社直後に経験した施工管理では在来工法の現場を、2度目はNATM工法の現場を経験しました。NATM工法が主流となり、トンネルの安定を補助する工法が様々開発され、大型機械による大空間での施工が可能になって現在に至っています。
 

トンネルは道路、水路、鉄道等様々な用途に用いられる空間を地下に確保する細長い構造物です。地下構造物であるため、地形・地質・地下水等情報が計画・設計にとって非常に重要ですが、地下であるが故に、また細長い線状構造物であるが故に、正確な情報把握は難しいのが実態です。そのため、限られた情報からトンネルを計画・設計するには、以下のような技術力がトンネル技術者に求められます。


①施工時と維持管理時に発生するかもしれない危険な事象を想定する技術力
②想定した危険な事象を解決するための技術力
 

地形・地質・地下水等状況は複雑で個々のトンネルで異なるため、①②の技術力は一長一短で身につくものではなく、計画・設計の経験を重ねることで向上します。
また、技術としてはトンネルだけでなく、土質・地質・環境・道路・砂防等を含めた統合的な技術も必要で、やはり経験の積み重ねが重要です。
トンネルは奥の深いまた幅の広い技術ですが、その習得に終わりはありません。トンネル技術の進歩に伴って、より条件の厳しいトンネルが増加しています。これに対応していくためにも、今まで培ってきた技術を伝承できればと思います。

 

 
 
山路徹(2018年7月フェロー認定)|トンネル技術の伝承

①橋台を包含した坑口部の三次元解析例
※丸滝トンネル

②長距離ベルコンの設計例
※大町

③供用中の高速道路トンネルに新規避難連絡坑設計例
※各務原

④軟質砂層(N値2程度)におけるトンネル設計例
※御所トンネル

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