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ビッグデータ

ビッグデータ
今後、わが国では、地球温暖化、人口減少、高齢化、グローバル化、ソブリンリスク増大等を始めとする気象・社会・経済・政治等の大きな変化が顕在化することが予想されます。私たちが、この変化に適切に対応し、今と同等、あるいは、今よりも「満足感や安心感」をもって、普段の生活を送るためには、社会資本を今以上に活用する新たな「息吹」が必要です。私たちは、その切り口の一つが、デジタルデータを活用した自然・社会現象の定量化(見える化)、そしてそれらを活用した、ものごとの統合化、予測だと考えています。

開発内容

Integration:施策統合化の試み

私たちはこれまで大量の社会資本を整備してきました。しかし、生産性の向上、多様な価値観への対応、既往施設の有効活用等の量から質への転換が求められるなか、単一機能を想定した社会資本同士の統合活用を念頭におく必要があると考えています。例えば、豪雨が増大する人口減少社会において、水害リスクを低減するための河川と都市の総合的なまちづくりについて、データとシミュレーションを駆使し、次世代の社会資本整備の在り方を論じています。

図 河川・都市施策、住民の意思決定等によって生じる将来の人口・資産分布を推計するモデルイメージ
図 河川・都市施策、住民の意思決定等によって生じる将来の人口・資産分布を推計するモデルイメージ

Artificial Intelligence:人工知能の活用

人工知能と言えば、クイズチャンピオンやチェス・将棋名人との戦い、自動運転等が思い出されます。これらの背景には膨大なデジタルデータの存在があります。このようなデータを有効に活用するためには人工知能のサポートが不可欠です。デジタルデータを基にした人工知能の活用方法は様々であり、私たちも人工知能を活用して、災害発生の早期検知、洪水予測やダム流入量予測の精度向上、交通や物流の把握精度向上、空間情報の特徴抽出等に取り組んでいます。

図 人工知能活用イメージ図
図 人工知能活用イメージ図

Insecure evaluation:不確定性の評価

私たちはこれまで演繹的に現象の最適解を求め、計画や設計を行ってきました。過去の現象を総括し、ものを作る場合にはその方法で十分でした。しかし、これからは整備した施設を適切に管理していくために、施設状況だけでなく、これを取り巻く周辺環境等について様々な実況や未来を推定する必要があります。そして、推定値には不確定性が発生します。リアルタイム事象を検知するセンサーや事象を再現・予測する計算技術が発達しても、推定値の不確定性は残ります。私たちは今後のソリューション手法の一つとして、膨大なデータや計算結果を拠り所に不確定性を定量化する技術開発に取り組んでいます。

図 不確定性の定量化のイメージ図
図 不確定性の定量化のイメージ図
技術担当社員から
技術推進本部 技術開発部 天方 匡純
技術推進本部
技術開発部
天方 匡純

より暮らしやすい社会を想像・創造する

私たちは、これまで先人の積み上げてきた経験、学問体系等を糧に社会資本を整備してきました。そして、Webによる情報格差の是正、ITによる生産性向上等を実現した第3次産業革命を経て、第4次産業革命が始まろうとするこれからの時代、私たちが「新たに」積み上げていく経験、技術体系があると感じています。ワクワクする未来を私たちと創り上げていきませんか。

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