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砂防

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火山砂防計画とは

火山噴火が発生すると、噴石、降灰、火砕流、土石流など様々な「土砂移動」が起こります。
これらの土砂移動による地域住民の生命、財産への被害を防止、軽減するために策定される計画が、火山砂防計画であり、yecでは様々な火山の計画に携わっています。

火山砂防計画の策定方法

ポイント1.何が重要か?

まず、対象とする火山でどのような噴火が起こるか、その規模と頻度を知ることが必要です。文献、現地の地質情報などから火山体の形成史、噴火災害の履歴を整理し、いつ頃、どのような規模の噴火が起こるかを推定し、砂防事業において対応すべき現象を設定します。

ポイント2.火山での土砂移動とは一体何か?

火山噴火と土砂移動とは一般にはあまり結び付く言葉ではありませんが、良く知られている火山灰、溶岩流は破砕された岩石、溶けた岩石の移動であり、土砂移動の一種であると言えます。この他にも、災害に結び付く土砂移動として次のようなものがあります。

◆ 火砕流   :火山灰や噴石が集まって流れ下る現象で、高速、高温であり、流下範囲にいた場合、逃げることは非常に困難になります。

◆ 土石流   :山に火山灰が堆積すると、あらゆる場所で、少しの雨でも土石流が発生し、大きな被害をもたらします。

◆ 泥流   :冬の雪山での火砕流、河口湖の噴火での決壊などで多量の水が流れ、そこに多量の火山灰が加わって泥流となります。泥流は非常に規模が大きく、広範囲に氾濫し大きな被害をもたらします。

◆ 岩屑なだれ:噴火の衝撃で山体が崩れ、崩れた岩がなだれとなって流下する現象です。過去に津波を起こし甚大な被害が生じています。

ポイント3.どのような対策を行うのか?

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対策を行うには、上記の現象が影響を及ぼす範囲を知る必要があります。これは数値計算によるシミュレーションによって求めます。影響範囲に対策施設を配置し、その状態で再度シミュレーションを実施して配置した施設の効果を確認し、最終的なハード対策計画を設定します。ただし、ハード対策で全ての現象を抑え込むことは現実的には困難であるため、迅速な避難を行うためのソフト対策計画を同時に設定します。







 

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