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シナリオ解析研究室

 

 

 シナリオ解析研究室は、現在・将来の社会資本の問題点を見出し、その解決策を探ることを目的とする研究室です。このために、シミュレーション内で自然・社会・経済等の空間現象を再現し、「実証」・「予測」・「施策選好」について研究しています。

 

 

 

図1 シナリオ解析研究室の研究概要
図1 シナリオ解析研究室の研究概要
 
図2 研究成果のイメージ
図2 研究成果のイメージ
 
 
研究内容

 現在、「実証」・「予測」・「施策選好」の対象として「都市内人口・資産分布」、「都市間競争」に関する研究に取り組んでいます。また、ベースとなる「モデル精度向上」について取り組んでいます。研究内容は以下のとおりです。

 

 

 

 

都市内人口・資産分布に関する研究

 

 近年、地方都市では、市街地内の人口が低密度化する中、施策により人口を中心部に集約化させる、コンパクトシティ施策が進められています。この際、施策が都市空間へ与える影響を事前に把握することは重要と考えます。このため、私たちは都市空間における人口分布・資産分布の将来予測手法に関する、立地均衡モデル、CUE(応用都市経済)モデル、土地利用マイクロシミュレーション等の研究に取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

表 実績一覧

 発表年月  学会名  参考  論文名
 2017年
11月
 土木学会  詳細  都市構造のコンパクト化施策が将来の都市内人口分布へ与える影響分析
 2016年
8月
 平成26年度河川砂防技術研究開発公募流域計画・流域管理課題分野  詳細  浸水リスクの変化とその提示内容改善が将来の人口分布・土地利用に与える影響とそれらを考慮した水害リスク軽減対策に関する研究
 

 

 

 

 

都市間競争に関する研究

 経済成長が停滞し、人口減少するわが国において、今後、都市間で経済等の競争がより激化することが予想されます。このような中で、国の掲げる「対流促進型の国土※」を形成するためには、施策が都市間へ与える影響を予測することが重要です。このため、私たちは、都市間の相互作用を踏まえた社会・経済変化の予測手法に関する、SCGEモデル、Core-Peripheryモデル、マクロ計量経済モデル等の研究に取り組んでいます。


※多様な個性を持つ様々な地域が相互に連携し生じる地域間のヒト、モノ、カネ、情報等の双方向の活発な動きである「対流」が、全国各地でダイナミックに湧き起こる「対流促進型国土」の形成を図ること。

 

 

 

 

図3 SCGE(空間的応用一般均衡)モデルによる分析の流れ(都市間交通整備)
 
図3 SCGE(空間的応用一般均衡)モデルによる分析の流れ(都市間交通整備)
 
図4 都市間交通整備に伴う生産額変化:SCGEモデル適用計算結果
図4 都市間交通整備に伴う生産額変化:SCGEモデル適用計算結果イメージ
 

 

 

 

表 実績一覧

 業務名  発注者  着手完了
 平成28年度中九州横断道路計画検討業務  国土交通省
 九州地方整備局
 大分河川国道事務所
 2016年度
 平成24年度国補地域高規格名神名阪連絡道路伊賀地域道路網調査検討業務委託  三重県  2012~2013年度
 平成23年度唐津市地域経済循環構造分析業務  佐賀県唐津市  2011年度
 呉環状線道路改良事業に伴う道路概略設計等業務  広島県
 西部建設事務所
 呉支所
 2011年度
 単独7軸道路整備促進事業分割1号(整備効果検討業務)  群馬県
 渋川土木事務所
 2010年度

           実績の詳細はこちらから

 

 

 

モデル精度の向上に関する研究

 「予測」・「施策選好」の結果をより確かなものにするためには、モデルの精度向上が不可欠です。このためには、モデルの検証作業が重要であり、その高速化が必要と考えます。私たちは、それらに対応するために、モデルの検討追加プロセスを簡略化・効率化するシステムの構築に取り組んでいます。加えて、アンケート調査や経済実験等により独自のデータを収集し、モデルの理論や前提条件の妥当性も検証しています。

 

 

 

図5 モデル構築プロセスのブレイクスルー
図5 モデル構築プロセスのブレイクスルー
 
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