CONTACT
MaaS on Blockchain
ブロックチェーンで
MaaSを支援
社会資本空間デジタル化研究室
背景
- ■様々な移動手段の統合化によって交通課題を解決し地域の活性化を図る手段としてフィンランドで誕生したMaaSですが、国内で実現するには情報の共有化が大きな課題です。
- ■ブロックチェーンは分散型管理台帳により管理者不在で堅牢なシステムを実現することが特徴で、様々な活用方法についての取り組みが行われています。
成果
- ■ブロックチェーンによるプラットフォームを構築し、様々なMaaS支援アプリにより交通課題の解決を目的としたMaaSの実証実験を開始しました。
- ■マイカー通勤や通学が常態化している施設において駐車場情報の共有化、利用者の属性を条件とした駐車場の予約、ラストマイルの相乗りマッチング、公共交通への転換によるポイント付与(トークン発行)等、ブロックチェーン上で運用する支援アプリを開発しました。
- ■実証実験の結果、マイカー利用者の約1割が公共交通を利用したことが確認され、駐車場の混雑やそれに起因する渋滞や事故の削減、公共交通の利用促進が期待されます。Key Words:MaaS ,Blockchain, TDM, 公共交通利用促進
開発
領域
- ■ブロックチェーンをプラットフォームとしたMaaS支援アプリ
- ■利用者の移動情報や意思決定情報の蓄積によるシステム改善
-
- 2020.09.07論文発表
- 第40回交通工学研究発表会で「大学通学におけるMaaSへのブロックチェーン技術を活用したTDM手法の実証およびラストワンマイルにおける小型モビリティの導入可能性検証」を発表