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DamLook

ダム堤体劣化調査のデジタル点検
~低頻度・個別調査を高頻度・全体調査へ~

概要

ダム堤体表面の劣化調査は目視で実施されており、点検技術者の力量差による評価のばらつきや見落としによる点検精度や再現性、堤体全体での損傷分布や損傷サイズ把握、高所作業リスク等の複数の課題を有しています。
DamLookは従来の点検技術者が実施してきた近接目視点検による堤体劣化調査作業を、「UAVの自律航行による空撮画像」と「AIの深層学習による劣化抽出」を組み合わせたデジタル点検に置き換えることで点検の高度化、省力化を図ったサービスです。


サービス紹介

トータルステーションを活用したUAV自律航行と深層学習を活用したダム堤体劣化調査

山間狭隘部にあるダムでは衛星測位精度を確保できないため、トータルステーションを活用したUAVの自己位置推定技術を適用させ高精度な自律航行を可能にしました。これによりダム堤体表面を等距離正対にて全体を高解像度で均質に空撮することで、AI画像認識に有用な画像データが取得可能です。また撮影した膨大な画像データからディープラーニングを活用した画像認識により劣化情報を自動検出します。撮影画像の一部に対して劣化領域を人手でマーキングさせすることで劣化検出AIが人の劣化検出能力を学習し、堤体全体を自動で劣化検出することが可能となり、堤体調査の省力化が実現します。検出結果は写真測量技術と組み合わせることで位置と大きさを算定でき、また堤体の領域ごとの劣化を定量評価することで健全度評価の基礎資料となります。さらに複数年にわたり継続調査することで経年比較も可能となります。



非GPS環境下でのUAV自律航行(トータルステーション航法)

機体に搭載したプリズムをトータルステーションで追尾・計測した位置情報を機体へフィードバックし、UAVが自己位置を認識することで自律飛行を実現
・飛行精度が高く、構造物に近接が可能
・設定ルートを何度も繰り返して飛行することが可能
・空撮位置の記録が可能
・手動操縦に比べ約3割の飛行時間削減(当社検証データによる)


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堤体全体を均質かつ鮮明な高解像度画像で撮影

自律航行で飛行中のUAV機体の姿勢・位置が安定した中で空撮を実施
・歪みの少ない等距離正対撮影
・堤体全体を均質に撮影


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AI画像認識による劣化抽出

劣化検出AIにより堤体全体の劣化箇所を自動抽出
・従来の目視による調査に比べて記録作成の省力化が可能
・図面だけでなく画像としても記録が残るため、調査結果の確認が容易


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堤体全体の劣化マップ作成

堤体の領域ごとの劣化を定量評価することで、健全度評価の基礎資料に
・調査結果の位置・大きさを定量的に把握可能(写真測量技術と組み合わせ)
・堤体全体を面的かつ定量的に記録
・経年比較が可能


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