1. TOP
  2. 事業案内
  3. 河川・水工グループ
  4. 電気・機械設備の長寿命化計画

ダム

dam_title_aihara.jpg

はじめに

ダムを構成する設備として、ダム本体のほか、機械設備、電気通信設備などが挙げられます。主な機械設備、電気通信設備は下表に示す設備が設置されています。

dam04_img01.jpg

これらの設備が、洪水時などに稼働停止したり、機能低下すると、適切な洪水調節ができずに、下流河道に大きな影響を及ぼすことが考えられます。このため、各設備が常に正常に稼働するように日常の点検・整備を継続することが必要となります。

機械設備では、ゲート扉体などの鋼材の発錆を防止するために塗装を行っており、また、開閉器歯車などの駆動部では潤滑油の注油などのメンテナンスを日常的に実施しています。また、電気通信設備は、電気電子部品、ソフトウエアで構成され、機能維持のための点検を実施しています。

これらの設備の信頼性を確保しつつ、効率的かつ効果的な維持管理を行うためには、点検・整備や設備更新について、中長期的な維持管理計画を策定することが重要です。

実施手順

設備の重要度・機器特性の整理と最適保全方法の提案

効率的でメリハリの効いた維持管理を実現するために、各設備の機能、目的から重要度(区分レベル)を設定します。また、設備の構成要素を整理し、各部品が故障した際の設備機能への影響度を評価するとともに、故障の起こり方を推定し傾向管理が可能かどうかを判断します。これに基づき、それぞれの機器・部品の特性に応じた最適保全方法を選定します。

dam04_img02.jpg

設備の健全度評価

これまでの点検履歴や補修履歴をもとに各設備の状態を把握します。併せて現地調査を行い、現時点での各設備の健全度を評価します。

dam04_img03.jpg

対策実施優先度と対策方法立案

ダム管理の現場では、ダムには多くの設備があるため、どの機器から修繕や対策を行うべきかについて、判断に迷うことがあります。このような場合にも、設備の重要度、現時点での健全性などを基に対策実施の優先度について、総合的な観点から決定します。また、設備の長寿命化を念頭におき、ライフサイクルコストを考慮した対策方法を立案します。

長寿命化計画立案

各機器・部品について計画的な整備計画を立案し実践することで、設備の延命化を図ることが可能となります。また、今後40~50年間の中長期的な整備・更新計画を策定し、これらを継続的に、実施・見直しをすることで、「見ない」「見過ごし」「先送り」を防止し、効率的かつ効果的な維持管理を行うことが可能となります。

dam04_img04.jpg


 
ページトップ