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2024年04月22日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、明治ホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:川村 和夫、以下「明治HD」)およびKMバイオロジクス株式会社(本社:熊本市北区、代表取締役社長:永里 敏秋、以下「KMバイオロジクス」)におけるサービス導入事例記事を公開しました。本事例は、気候変動、水リスク、生物多様性、資源循環に対し、調査・評価、方針・戦略策定、情報開示を中心とし支援する「サステナビリティNavi」の一環です。生物多様性分野における調査、保全管理計画の策定、環境プログラムの企画・運営補助の支援を行い、その詳細を解説しています。
生物多様性への対策が企業に求められるなか、自然共生サイト(30by30、サーティ・バイ・サーティ)(※1)や社会・環境貢献緑地評価システム(Social and Environmental Green Evaluation System :SEGES、シージェス)(※2)などの緑地認証制度に注目が集まっています。KMバイオロジクスの菊池研究所(熊本県菊池市)の敷地に広がる明治グループ自然保全区 「くまもと こもれびの森®」は、6.31haにおよぶ生物多様性に富んだ緑地となっています。当緑地は2021年9月に、緑地認証制度の1つである社会・環境貢献緑地評価システムにおける「そだてる緑」部門で、5段階のうち3段階目に高い評価である「Excellent Stage 3」の認定を受けています。
さらに明治HDは2022 年4月より、 生物多様性に関する目標「30by30」の達成を目指す有志連合「生物多様性のための 30by30 アライアンス※3」に参画し、こもれびの森は自然共生サイトの認定も受けています。
弊社は、生物多様性の現地調査や「こもれびの森® 緑地保全管理計画」の策定、課題となっている竹林などの植生管理と森の生物多様性向上を両立する方法、従業員向けの環境学習プログラムの企画・運営などの各種支援を通じて、SEGESや自然共生サイトの認定に貢献しました。
※1 民間の取り組みによる生物多様性の保全区域を環境省が認定する制度。企業の森林、里地里山、都市緑地などが対象で、国際データベースにも登録されることがある。この認定は、生物多様性の保全と人と自然の共生を目指し、社会全体での保全活動への関心と参加を促進するものである。
※2 企業などによって創出された良好な緑地と日頃の活動、取り組みを評価し、社会・環境に貢献している、良好に維持されている緑地であると認定する制度。
※3 2021 年 6 月のG7 サミット合意された「G7 2030 年自然協約」の中で、G7各国は 2030 年までに世界および自国の陸域・海域の少なくとも 30%を保全・保護することを目標とした「30by30」を約束。「生物多様性のための30by30アライアンス」は、この目標達成を目指し、国立公園などの拡充並びに里地里山、企業林その他のさまざまな主体によって守られてきたエリアの国際データベース登録および保全などを促進、またはその取り組みを積極的に発信することを目的とした、行政、企業、NPO などの有志連合である。
導入事例はこちらからご確認ください。
・明治HD、KMバイオロジクスの課題・
・弊社支援概要・
・お客さまのコメント・
「今回のこもれびの森®での当社の取り組みはSEGESの認定と自然共生サイトの認証を受けることができました。これは生物多様性保全に関連した調査や森の管理、環境学習プログラム実施について八千代エンジニヤリングと共に一緒に悩み、努力して取り組んだ日々の保全活動の証であります。今後、それらの認証を継続していくために、どのような調査項目や業務を追加したらいいかなど八千代エンジニヤリングはアドバイスしてくださっています。」
・サステナビリティNaviについて・
企業のサステナビリティ問題をまとめて解決するサービス「サステナビリティNavi」
URL:https://sustainability-navi.com/
サステナビリティに関する主な支援テーマは、気候変動、水リスク、生物多様性、資源循環です。これらの各テーマに対し、調査・評価、方針・戦略策定、情報開示を中心にご支援します。また、これらに加え、調査結果を踏まえた企業ブランディングや企業・地域・行政の連携支援など、課題やニーズに合わせ、様々なご支援を行っています。