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概要
日本では1990年代より15歳から64歳までの「生産年齢人口」が減り続けています。特に建設業はその影響を大きく受けており、今後の人手不足は厳しくなる一方です。
そこで国交省は、i-Construction施策によって2025年までに建設業の労働生産性を20%向上させることで、人手不足問題を克服しようとしています。
私たちはいち早く労働生産性を高めるために、2005年度からオートデスク(株)の土木用3次元CADを導入し、3D設計をスタートさせ、現在では様々な分野の技術者が自ら、3D設計に取り組んでいます。
さらにBIM/CIMを活用するために不可欠な基礎的能力を身に着け、BIM/CIM事業での的確な指示・判断が行えるように、社内にCIM資格制度を創設し、各技術者の能力研鑽を進めています。
先進的なBIM/CIM活用戦略による3D設計
私たちは2005年度にオートデスク(株)の土木用3次元CADを導入し、3D設計をスタートさせたことから、様々な分野での3D設計における実績を有しています。 建設関連や道路設計等にBIM/CIMを活用し、設計から施工までの生産性向上、安心・安全等、企業の課題解決を行います。
・例えば道路の平面・縦断線形の決定で土量計算を自動的に行うため、3D設計でルート選定の効率化
・3Dによって空間的な位置関係を様々な角度から検証する等、従来の2次元図面では手間がかかっていた作業の効率化(近接施工する2本のトンネル工事の設計 等)
・BIMの導入で、複数の建物を設計
(Build Live Japan にて、2014年「チャレンジ賞」、2015年「BIMプログレス賞」を受賞)
・監査廊内部を3Dレーザースキャナーで点群計測し、そのデータを活用が可能
・3Dシミュレーション導入により、施工時に手戻りとならない計画が可能
・ダム堤体内の監査廊に、長期に亘って利用可能な常設型の鋼製レールを設置