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砂防

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はじめに

背景

土石流、がけ崩れ、地すべりなどの土砂災害や、火山泥流・火砕流・降灰などの火山噴火による災害は、日本に限らず、世界各国で発生しています。
弊社では日本国内で培われた砂防技術を生かし、海外の各国でも砂防事業が実施され、着実に効果を上げています。ここでは、その内容を説明したいと思います。

海外における砂防関連業務とは

海外における砂防関連業務としては、主に以下の項目があげられます。

1.災害発生時の緊急現地調査
2.防災対策マスタープラン、災害復旧・復興計画の作成
3.対策施設の設計、施工  

調査および計画

災害発生時の緊急現地調査

災害発生時に緊急現地調査を実施し、災害の発生規模、被災範囲、被災規模、発生要因の推定等を行います。災害発生前に現地調査が可能である場合は、上記項目の想定等も行います。

【事例】
平成24年7月にインドネシア国マルク州アンボン島ウェイエラ川で形成された天然ダムは、約1年が経過した平成25年7月25日に決壊しました。弊社では、決壊から7日経過した8月3日に現地入りし、決壊規模(約50mが崩壊(簡易計測)、天然ダム上流に貯留されていた水の流出量(約1300万m3)等を把握しました(写真参照)。

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( 弊社アンボン天然ダム調査はこちら 

防災基本計画、災害復旧・復興計画 等の作成

災害後の周辺環境・周辺住民の住環境を速やかに復旧するため、災害対策のマスタープランや、より具体的な災害復旧・復興計画の作成、砂防施設の配置計画の作成などを行います。

【事例】
インドネシア国メラピ火山は過去大きな火山噴火を繰り返してきましたが、近年では2006年、2010年に大きな噴火が発生し、火砕流や火山泥流・土石流が山麓域へと流下しました(写真参照)。2010年の災害では、大規模な土石流が流下し、既設の砂防堰堤が土石流の激しい侵食作用により洗掘(砂防施設の基礎の部分が深掘れすること)されるなどの被害も発生しました。そこで、これらの施設の復旧等を迅速に行うための計画・設計も実施されました。

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施策工の設計・施工

計画策定後、施設配置計画、施設の優先度を検討した上で、優先度の高い施設から設計・施工を行い、周辺環境の安全性の向上を図ります。

【事例1】
上記の2010年時のメラピ火山噴火時は、砂防施設等の洗掘防止のため、復旧・機能改善の検討が行われ、その上で迅速な施工が行われました。

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【事例2】
2004年、インドネシア国スラウェシ州バワカラエン山で発生した大規模なカルデラ崩壊により、大量の土砂が下流へ流下し、ダム湖への土砂大量堆積などが懸念される事態となりました。そこで、上流域における砂防施設を迅速に計画・設計・施工し、土砂の安定化を図り、大きな効果をあげました。

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