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コミュニティへの取り組み

自然災害からくらしを守ることはもちろんですが、災害時のまちの復興支援にも迅速に取り組んでいます。また地域の価値向上を目指した様々な活動も行っています。

九州北部豪雨災害対応

  • 九州北部豪雨災害対応

2017年7月に発生した「九州北部豪雨災害」は、福岡・大分の両県で人的被害の他、多くの家屋の流失や全半壊など甚大な被害が発生しました。当社では、発災から4日後、福岡県より災害対応要請を受け、赤谷川の災害復旧に着手することとなりました。被災地域の一日でも早い復興を目指し、災害時には迅速に復旧計画の立案を図ります。このため、全国から九州支店へ数ヶ月に渡り交代で社員が駆けつけるなど、技術と人材を結集しました。これにより、未曾有の災害にもかかわらず約4ヶ月という短期間で災害査定資料をとりまとめ、事業認定を得ることができました。確保された予算にて現地では急ピッチで復旧工事が進められています。
当社では、全社一丸となって災害復旧や被災地域の復興に取り組んでいます。

担当社員のコメント

九州支店 河川・水工部T.IGARASHI

災害現場の調査では、行方不明者の捜索を目の当たりにし、我々技術者が果たすべき役割を強く感じています。

ふるさと発見講座「森村橋」

  • ふるさと発見講座「森村橋」
  • ふるさと発見講座「森村橋」

平成28年度に国の登録有形文化財・森村橋の復元設計を担当し、平成29年には当社社員が森村橋のある小山町の行政アドバイザー(建設分野)に就任しました。また、静岡県小山町教育委員会が主催する「ふるさと発見講座」の講師を行い、30名を超える町民の皆さまへ「森村橋」をテーマに講座を実施。森村橋の構造、修繕の歴史、今回の復元・補強設計の概要、見どころポイントなどを紹介しました。
森村橋は明治39年に完成し今年で112歳になります。秋元繁松氏によりアメリカ流プラットトラスとして設計され、ドイツからの輸入材を東京石川島造船所で製作し、建設された我が国の貴重な土木遺構「国産トラス橋」になります。この希少さは、平成17年に文化庁に認められ、国の登録有形文化財に登録されています。

担当社員のコメント

名古屋支店 道路・構造部D.NAGATOMI

町の文化遺産である森村橋が、ふるさとの自慢できる橋であることを、町民の皆さんに再認識していただけたと思います。 また、講座を通して当社の仕事に興味を持っていただき、橋の修復プロジェクトに貢献できたと感じています。

道の駅たいじ

  • 道の駅たいじ

紀伊半島の南東側に位置し、古式捕鯨発祥の地として“クジラ”を中心にまちづくりが行われている和歌山県太地町で、道の駅の設置を支援しました。町を通過する唯一の幹線道路・国道42号の道路管理者である国土交通省紀南河川国道事務所より発注を受け「道の駅たいじ」の必要性整理、規模検討、登録資料作成、測量、造成設計、交差点設計、橋梁設計、地質調査、再生エネルギー導入検討、建築設計、上水道設計などを2年に渡り実施しました。
道の駅は、2017年8月11日にオープンし、古式捕鯨発祥の地として、また、くじらと共に歩んできた歴史・文化を情報発信する観光ゲートウェイとして活用されています。

担当社員のコメント

大阪支店 道路・構造部 T.INUI

業務内容は非常に多岐に渡りましたが、当社の複数の異なる事業部を、横断的に跨って実施することにより、短い工期で成果 をとりまとめることができました。

地域おこし企業人交流プログラム

  • 地域おこし企業人交流プログラム
  • 地域おこし企業人交流プログラム

当社の社員が、総務省の「地域おこし企業人プログラム※」を活用して、平成29年4月より小値賀町役場へ出向していました。小値賀町は、長崎県長崎市から西に約80km離れた五島列島の北部に位置する人口約2,500人弱の小さな島で、産業の担い手不足や集落の自治力の低下など、人口減少による多くの問題を抱えています。ここでは町内で雇用を創出し、町外からの移住者を受け入れるための取り組みの一つとして、空き家の把握、所有者の意向調査を経て、活用可能な空き家の改修といった、空き家の活用事業に挑戦しています。町内には、日本の伝統的な技術(石場建伝統構法)によって建造された、築100年を超えた文化的にも価値の高い物件も存在し、「日本の伝統技術を継承する」といった課題に挑戦しています。また空き家を改修する際には、DIYワークショップを実施し、町民を巻き込みながら住宅の適正な管理や改修の方法を学ぶとともに、町に残る文化や暮らしの価値を改めて認識するといった「町民と共に実践する」視点からも活動しています。今後は、全国で課題になっている空き家対策の先進事例をつくること、さらには、空き家活用を足掛かりにした雇用創出や一次産業の再興などに挑戦していきたいと考えています。
※地域の抱える課題を、企業の専門家を派遣することで解決を目指す、地方自治体と企業の交流プログラム。

ラブタタウン給水改善調査(ミャンマー)

  • ラブタタウン給水改善調査(ミャンマー)
  • ラブタタウン給水改善調査(ミャンマー)

ミャンマーは、中央と地方部との貧富の格差が大きく、社会不安の一因となっています。JICAでは貧困削減地方開発事業を継続的に行っており、今回の事業は、地方の道路、電力、給水などのインフラ整備を支援して経済成長を促進し貧富の格差を縮小しようとするものです。本業務では事業の一環としてエーヤワディー管区のラブタタウンを対象に給水事情の改善を検討し、パイロット施工を行いました。
対象地域はミャンマー国土の中央を南北に縦断する全長2,200kmのエーヤワディー川の河口にあり、ラブタタウンは乾季の終わる4月には深刻な水不足に見舞われます。調査の結果、ラブタの貯水池は大切な水瓶であるにもかかわらず、草に覆われ、図面もないために池の構造も不明。池の中にも大量の水草が繁茂していて有効貯水量を減らしていることが分かりました。そこで全区域にわたって草刈りと地形測量を行い、施設の構造を把握しました。一部の池底の泥上げを実施するとともに、不要な堰堤を取り壊して外周堰堤を嵩上げして容量を増加させる工事を行いました。一方、簡単な工事を実施することにより、約半分の池の水位を38cm上げることが可能で、38日分の給水量が増加することを示しました。また、そのほか、水質検査や柵の維持・修繕の重要性、さらに試験的に行った工事の記録から、町の財政の中でも一定の維持管理や段階的な改修ができることを示しました。

担当社員のコメント

海外事業部 S.TANAKA

今回の調査結果をふまえ、エーヤワディーの給水事情を改善するプロジェクトが促進できると期待しています。

クリーンダッカ・プロジェクト(バングラディシュ)

  • クリーンダッカ・プロジェクト(バングラディシュ)
  • クリーンダッカ・プロジェクト(バングラディシュ)

2003年からの15年間、バングラディシュの首都ダッカ市のごみ処理改善に取り組みました。それまでのダッカ市は、清掃の仕事は道路清掃、運搬担当、最終処分がそれぞれ三部局で、バラバラに取り組まれ、ごみ量の把握もできていない状況で、急激な人口増加に伴い、都市環境の悪化は著しく、廃棄物管理が大きな課題となっていました。
そこでまず、ダッカ市の廃棄物管理を改善するための将来計画を立案しました。また住民参加促進、収集・運搬改善、処分場改善、組織・財務改善を行い、「Clean Dhaka Master Plan 2005」を策定しました。またプロジェクトの途中からは廃棄物行政の確立とワード・ベースド・アプローチ(WBA)の促進に取り組み、ワードごとに清掃事務所を設置し、現場レベルでの収集改善を実施しました。その結果、ゴミ収集運搬量が約80%増といった成果があげられ、廃棄物管理が大幅に改善しました。他にも青年海外協力隊の隊員やシニアボランティアも加わり、小学校での環境教育や収集車の整備などで活躍し、関係者から大きな評価を得ています。

担当社員のコメント

海外事業部 A.ISHII

プロジェクトを通して、廃棄物管理に関わる職員だけでなく、住民、一次収集業者、大学の関係者、地元の議員など、多くの関係者の意識を変えることができ、また信頼を得られたことが、クリーンダッカの実現に繋がったと考えます。