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当社は2022年7月にパリ協定が定める目標に科学的に整合する温室効果ガスの排出削減目標「Science Based Targets(SBT※1)」を認定する機関「SBTイニシアティブ(SBTi※2)」に対し、コミットメントレターを提出し、2年以内にSBT認定取得を目指すことを表明しました。
またSDGsの達成へ貢献すべく、総合建設コンサルタントとしての業務を通じた顧客事業の環境負荷低減、当社グループの電力事業、および熱供給事業などを通じた社会全体の環境負荷低減に取り組んでいます。
今後は、脱炭素社会の実現により一層貢献するため、当社自身の企業活動においても再生可能エネルギー調達、グリーン購入などの調達改革を進め、当社のサプライチェーンを通じたGHG(温室効果ガス)排出量の削減に取り組んでいきます。
※1: パリ協定が求める水準と整合した5年~10年先を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標
※2: CDP、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WR(I 世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)による共同イニシアティブ
※3: 太陽光・風力・バイオマスなど再生可能エネルギー電源(化石燃料を使用しない発電方法)で発電した電気が持つ「環境価値」の取り引きを可能にする証書
食育プログラムを全国の学校で展開
当社が提供する「食べて学ぶSDGs」は、プラントベースフード※を学校給食や調理実習に取り入れ、実際に食べてもらうことで、プラントベースフードを起点としたさまざまな社会・環境課題に触れ、SDGs達成のための取り組みを学ぶという新しい食育プログラムです。
当社は全国の中学校を中心に食育プログラムを展開し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
※ プラントベースフードは、全て(または大部分が)植物由来原料からつくられた食品です。ベジタリアンだけでなく、健康のために食事の一部に取り入れている人や、地球環境への配慮からプラントベースフードを選択する人が増えており、世界中で注目されています。
現代の教育現場においては、学校単独での実施が困難なカリキュラムや内容が増加し、企業の教育現場への積極的な参加が求められています。当社では、多様な人材と経験を生かした新しい授業により、将来の日本を支える子どもたちの育成に貢献しています。
佐賀市でグリーン電力証書発行事業実施
国内で最先端のエネルギー利活用に取り組んできた佐賀市清掃工場※にて、新たに「グリーン電力証書」を販売する事業を実施しています。本事業は、佐賀市がバイオマス発電(燃料は市域から回収した生ごみなど)を行い、当社は電力に含まれる環境価値を、証書発行事業者(当社)が第三者認証機関(一般財団法人日本品質保証機構)の認証を得て「グリーン電力証書」として発行し、取引を行うものです。
佐賀市清掃工場におけるバイオマス発電の2023年4月発電実績分より佐賀市の味の素株式会社九州事業所に販売取引しています。
当社は本事業によって、企業のカーボンニュートラルを支援し、脱炭素社会の実現を推進します。
※ 佐賀市清掃工場:二酸化炭素分離回収実証実験やバイオマス資源の有効活用などの取り組み