広島城三の丸整備等事業
~広島城区域の官民連携事業(Park-PFI)~
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広島城三の丸整備等事業
~広島城区域の官民連携事業(Park-PFI)~
広島市では、2020年5月に策定した「広島城基本構想」において、広島城全体で、
1.歴史・文化の発信拠点としての広島城の魅力向上
2.観光拠点としての魅力向上
を通じ、広島城が位置する中央公園、平和記念公園、紙屋町・八丁堀地区を結ぶ「都心トライアングル」の回遊性向上を図ることとしています。
広島城の三の丸エリアには、観光客・市民からニーズの高い飲食・物販施設などの便益施設と、歴史・文化発信の中心的な役割を担う展示収蔵施設の導入が計画され、2021年7月には、新たな機能導入の方針や整備計画、管理運営に係る基本的な条件を定めた「広島城三の丸整備基本計画」が策定されました。
このような背景のもと、広島城三の丸整備などの事業では、民間活力を活用したにぎわい施設などを整備するとともに、広島城区域の用地および建物を一体的に管理運営することにより、市の財政負担軽減や市民サービスの向上を図りつつ、広島城が有する価値・魅力の向上を目指し、整備が進められています。
当社は、広島市の新たな観光拠点、おもててなし空間の創出を目的とした「広島城三の丸整備等事業」に2020年より携わり、広島城三の丸整備基本計画の作成支援をはじめ、中央公園バス駐車場の概略・実施設計、エリア内インフラの整備、測量・地質調査の支援、モニュメントの移設、さらにはPark-PFI(※)の導入、広島城区域全体での指定管理者制度の導入検討おおび事業者募集・選定の支援などを実施しました。
※Park-PFI:都市公園において飲食店、売店などの収益施設(公募対象公園施設)の設置と、当該施設から生じる収益を活用して施設周辺の園路、広場など(特定公園施設)の整備などを一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度
広島城三の丸南側からの俯瞰イメージパース
出典:広島市HP(Park-PFIを活用した三の丸にぎわい施設の整備の進捗状況:実施設計概要)
事業スキームの検討にあたっては、歴史・文化の発信拠点や観光拠点としての魅力を最大限に活かすため、民間事業者との対話や民間活力導入による財政負担の縮減効果の検証などを経て、都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)と指定管理者制度を併用することとし、公募対象公園施設(飲食・物販などの民間収益施設)の導入と広島城区域の一体的な管理運営による効率化を図りました。
事業者公募の結果、事業者選定審議会での審議を経て、株式会社中国放送を代表企業とする「広島城アソシエイツ」が選定されました。選定事業者からは、広島のご当地グルメを楽しめる飲食店、広島の物産品が揃う土産店、歴史体験施設などの導入のほか、神楽や盆おどり、七夕まつり、餅つきなど、季節ごとに楽しめるイベントの実施といった提案がなされました。
本事業は、2023年3月に公募設置などの計画の認定が行われ、2024年3月に実施設計が完了し、第1期整備エリア(2025年3月ごろに供用開始予定)の整備が進められています。
今後も、広島市の新たな観光拠点やおもてなし空間の創出を目指して、取り組みを進めていきます。
広島城三の丸での官民連携による事業化模式図
プロジェクト詳細