Menu

アフリカ地域におけるスマートシティ開発にかかる情報収集・確認調査
実績

都市を飛躍的に、スマートに成長させる
開発支援アプローチをめざす

アフリカ地域における
スマートシティ開発にかかる情報収集・確認調査

# 官公庁のお客様 # 企業のお客様 # 海外 # 建築・社会開発 # アフリカ

アフリカの持続可能な都市開発を目指して

アフリカのうちサハラ砂漠より南をサブサハラ・アフリカ地域と呼び、特に内陸国のインフラ整備の遅れが課題になっています。本業務は、この地域49カ国のスマートシティ(以下、SC)開発の可能性を調査するもので、SC開発に必要な基礎データを収集・整理し、その可能性を概略的に評価しました。各国の政策や取り組み状況から、特にSC開発の可能性が高いセネガル、ルワンダを選定し、現地調査も実施しました。また、UN-Habitat(国際連合人間居住計画※)が担うSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」を踏まえ、独立行政法人 国際協力機構(JICA)による将来の支援の方向性を明確化しました。併せて中長期的な開発ロードマップや支援メニューも検討しました。
さらに、アジア・アフリカの都市事例およびSCへの取り組みを共有するための場として、「アジア・アフリカ知見共有セミナー」を実施しました。セミナーには、サブサハラ・アフリカ地域のうちSC開発の政策レベルがより高く実施が進んでいる8カ国(セネガル、コートジボワール、ナイジェリア、ルワンダ、ケニア、ウガンダ、タンザニア、ザンビア)に加え、ASEANからラオス、カンボジアを加えた計10カ国が参加しました。開発途上国における将来のSC開発可能性を議論してもらい、参加国・機関のネットワークを維持・発展させていくこと約束した宣言書を取りまとめました。



※ UN-Habitat(国際連合人間居住計画):持続可能な人間居住開発を推進するため1978年に設立された国連機関。

  • ルワンダ・キガリ市:スマートパーキング導入を目指す

  • アジア・アフリカ知見共有セミナー(JICA主催・コートジボワール首都アビジャンにて)

アフリカ独自の開発アプローチを確立

本調査は、わずか7カ月という短期間で実施する必要があったため、Webを中心に49カ国の情報を収集し、各国の状況を共通の指標で評価・検証しました。その結果、多くの国はSC開発の議論が始まったばかりで、国際的な支援を受けるための準備段階であることがわかりました。一方で、一部の先進的な国では専門組織が設置されているなど、国によって進捗に大きな差があることも明らかになりました。
今回の調査で最も重視したのは、アフリカ独自の開発アプローチを見出すことです。これまでのSC開発は、アジアなど他の地域の先行事例を前提としたアプローチが多く、必ずしも対象都市の課題にマッチしたものではありませんでした。そこで私たちは、先行事例を参考にしつつも、まずはそれぞれの都市が抱える課題を明確化することから始めました。その結果、SC開発以前に基礎インフラの整備や、政府の運営能力(ガバナンス)強化が優先されるべき都市も多いことが判明しました。この「課題解決型」のアプローチにより、私たちは多様な都市の状況に対応できる、柔軟で幅広い支援の道筋を設定することができました。

※2025年7月時点の情報です

  • セネガル・ダカール市郊外のSC開発地区(Diamnadio)状況1

  • セネガル・ダカール市郊外のSC開発地区(Diamnadio)状況2

プロジェクト詳細

    業務名 :アフリカ地域におけるスマートシティ開発にかかる情報収集・確認調査
    発注者名:独立行政法人 国際協力機構(JICA)