安心・安全な生活基盤の早期再生
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安心・安全な生活基盤の早期再生
石巻市新門脇地区周辺は、戸建て住宅が建ち並ぶ住宅地でしたが、東日本大震災の大規模な津波によってほとんどの家屋が流出し、市内で最も甚大な被害を受けたエリアの一つです。
本プロジェクトは、「石巻市震災復興基本計画」に基づき、工期短縮を目指す取り組みとして、区画整理や上下水道、復興住宅整備を含めた「設計・施工の一体的マネジメント」で事業を進める、UR都市機構の復興CM(Construction Management)事業が採用されました。当社はCM事業の一員として設計・施工に関わり、工事着手から約5年という短期間で、事業を完了させることができました。
【事業概要】
施工面積:約23.7ha/計画戸数:約400戸(復興公営住宅150戸含む)/道路延長:約5.9km/汚水管:約6.5km(開削工法・推進工法・マンホールポンプ・圧送管)/雨水管:約1.0km/水道管:約5.1km
甚大な被害にあった石巻市新門脇地区
本プロジェクトでは、災害に強いまちづくりに向け、市の居住ゾーンと位置付けられた当該地区の早期再生を望む声に応えながら、安全・安心な住宅地としての生活基盤や被災前のコミュニティの早期再生を目指しました。
当社の設計担当技術者が現場事務所に常駐し、設計および関係機関との協議などを行うことで、工事発注までの時間を短縮。また、地元住民の方の要望や施工時の課題などにリアルタイムで対応し問題解決することで、安全で生活しやすいインフラ施設を整備できました。施工時の雨水対策として、仮設の沈砂池を設置し、住宅エリアの安全確保にも努めました。
2014年3月のマネジメント事業開始から、造成や道路設計、復興住宅計画と並行して、生活インフラである上下水道施設や仮設沈砂池を含む雨水施設の設計を行うことで、住宅用地を待ち望む被災者の方々へ、順次提供することができました。2017年3月には住宅用地の整備が完了し、「まちびらきイベント」が開催されました。イベントでは、地下に埋設される雨水渠に、復興への思いが書き込まれました。
2018年8月にすべての工事が完了。市民が安心して暮らせるまちづくりの基盤づくりに寄与することができました。
施工時の雨水対策として仮設の沈砂池を設置
埋設する雨水BOXに復興への思いを書き込む
まちびらきイベントの受付
プロジェクト詳細