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「未来のまち」の実現に向けた「スマートマネジメントシステム」構築のための研究計画の策定を支援
実績

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「未来のまち」の実現に向けた
「スマートマネジメントシステム」構築のための研究計画の策定を支援

# 官公庁のお客様 # 国内 # 維持管理 # インフラマネジメント

新たな社会「Society5.0」を支えるインフラ

新たな社会Society 5.0とは、第5期科学技術基本計画(※1)において提唱されたものであり、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)のことです。この中で目指す「未来のまち」では、「インフラが産業基盤や生活基盤として重要な役割を担う」、「インフラが健全に機能している」、「災害に対して強靭である」など、インフラが「Society 5.0」を支えるための不可欠な構成要素となっています。
内閣府事業である第3期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)では、その課題の一つとして「スマートインフラマネジメントシステムの構築」が掲げられ、「Society5.0」を支える「未来のインフラ(スマートなインフラ)」が実現(構築)された「未来のまち(スマートシティ)」を目指す将来像(社会像)として、「インフラ・建築物の老朽化が進む中で、デジタルデータにより設計から施工、点検、補修まで一体的な管理を行い、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを推進するシステムを構築する」ことをミッションとしています。



※1:第5期科学技術基本計画:科学技術の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な計画であり、今後10年程度を見通した5年間の科学技術政策を具体化するものとして、政府が策定するもの。

「スマートインフラマネジメントシステムの構築」の実施に向けたフィージビリティスタディの実施

本業務は、株式会社三菱総合研究所(MRI)と設計共同体を形成し(代表企業:MRI)、両社協業の下で執行した業務で、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期(2023年~2027年)の15領域の1つである「スマートインフラマネジメントシステムの構築」の実施に向けたフィージビリティスタディを行ったものです。
当社は、主に産官学の有識者のヒアリングならびに施設管理者のニーズ調査を実施し、スマートインフラマネジメントシステムの社会実装に向けた課題や、最新の技術開発動向を把握し、「未来のまち」、「未来のインフラ」、「未来の建設技術」に求められる機能・役割を整理、スマートインフラマネジメントシステムの構築における研究課題の基礎資料をとりまとめる役割を担いました。
ヒアリングは、RFI の結果を踏まえ、大学、民間企業(スタートアップ企業)、研究機関といった開発者側、国、自治体、インフラ保有者、管理者といった利用者側の両者を対象として、幅広い視点で選定した有識者に対し実施しました(延べ70件にヒアリングを実施)。
施設管理者のニーズ調査は、道路管理者に関する新技術のニーズとして、次期SIPで開発すべき技術を抽出し、実現性の観点を踏まえ整理しました。
なお、本業務は令和5年度国立研究開発法人土木研究所より優良業務表彰を受賞しています。



※2023年10月時点の情報です

  • 次期SIP 課題候補に係る研究開発計画書の案作成
    研究開発計画書の素案作成の中で弊社は、各課題候補のコンセプトイメージ図と複数のサブテーマ間の関係性を示した図を作成しました。