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橋長延長1.4kmを超える連続高架橋 城陽第二高架橋 橋梁設計
実績

新たな大動脈「新名神高速道路」

橋長延長1.4kmを超える
連続高架橋
城陽第二高架橋 橋梁設計

# 官公庁のお客様 # 国内 # 交通基盤 # 橋梁構造

安全で便利な新名神高速道路の設計

日本の大動脈である東名・名神高速道路では、ダブルネットワーク化が進められており、新たなネットワークとして新名神高速道路の一部が開通・供用されています。現在は、大津ジャンクション~城陽ジャンクション間、高槻ジャンクション~八幡京田辺ジャンクション間の建設工事が進められています。
城陽第二高架橋は、城陽ジャンクション・インターチェンジの東側で住宅地に近接する耕作地を通過する延長1.4kmを超える連続高架橋です。当該地域は、現道の国道24号と近接・並行する区間であり、国道24号では上下線を分離する拡幅事業が進められています。また、この1.4kmの区間内で、鉄道や国道24号渡り線、多数の市道と交差するほか、消防署建屋を移転して高架橋を建設するなど、施工時における制約が多い箇所です。さらに、暫定4車線で供用されますが、将来的な6車線化にも対応する必要がありました。
これらの課題に対し、限られた作業ヤードでの工期短縮・施工性向上という命題のほか、重要構造物である連続高架橋としての安全性・耐震性・走行性・維持管理性の向上を実現するため、本橋梁に最適な構造検討を行い、橋梁設計に取り組みました。

  • 鉄道交差部の混合桁(鋼桁部) 施工状況

工期短縮・施工性向上と
工夫を凝らした計画・設計

本橋の標準区間は、「PC多径間連続プレキャストセグメント箱桁橋」です。セグメントは工場製作とし、現場ではクレーンを用いて架設する「片持ち張出し架設工法」による計画としました。これにより、作業ヤードの縮小や現場工期の短縮を可能としています。
鉄道交差部については、鉄道上の施工条件に配慮し、一括架設が可能な鋼桁を採用しました。また、鉄道交差部を含む5径間を、鉄道上の鋼鈑桁と、その他をPCプレキャストセグメント箱桁とする混合桁橋としました。これにより、鉄道上でのトラッククレーンによる一括架設を可能とし、施工性の向上を図っています。
標準区間のPC多径間連続プレキャストセグメント箱桁橋区間では、耐震性・走行性・維持管理性の向上を図るべく、橋脚に高強度材料(コンクリート・鉄筋)を用いることや、端部橋脚に2枚壁構造を採用することで剛性を調整し、多径間連続ラーメン化を図りました。これは、下部工への地震力低減と同時に、規模縮小による施工性向上にも寄与します。
さらに、将来の6車線化に対応すべく、上部工の片側ストラット構造による拡幅を計画し、橋脚・基礎工は完成系荷重で設計を行うことで、6車線化に対応する設計としました。


※2021年9月時点の情報です。

  • 標準区間 PC連続プレキャストセグメント箱桁橋

プロジェクト詳細

    業務名 :新名神高速道路 城陽第二高架橋橋梁設計検討業務
    発注者名:西日本高速道路(株)関西支社