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2020年12月08日

土木学会主催の「AI・データサイエンスシンポジウム」にて奨励賞を受賞

土木学会の構造工学委員会が主催する「AI・データサイエンスシンポジウム」において、革新性・将来性・社会性のいずれかに優れ今後が期待される論文に贈られる「奨励賞」を受賞しました。

<タイトル>
UAVと画像認識AIによる河川巡視を補う地上画像の特徴量とその利用法検討

<抄録>
我が国は、その国土に多くの河川を有し、管理作業の多くは人の手により行われている。ドローン(UAV)技術の発展により、河川監視への適用事例が増えており、得られた画像に人工知能を適用し、不法投棄等を認識検知する研究も行われてきた。人による地上での撮像は、作業量も多く、場所の制約や、ばらつきに影響される。空撮画像は地上画像とは異なる画角を持ち、撮影条件も異なる。本研究では、河川維持管理データベースシステムRiMaDISが有する大量の地上画像を、現在ではまだ数少ない空撮画像での検知精度向上に活用する。画像特徴量に基づき分類した不法投棄に関する画像をFaster R-CNNに入力し、推論結果を比較する。検証により、Bounding Boxの画像占有率などが検知精度向上に寄与することを明らかにした。


■土木学会 構造工学委員会「構造工学でのAI活用に関する研究小委員会土木学会」のホームページはこちらから
https://committees.jsce.or.jp/struct10/

■弊社論文の掲載ページはこちらから
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsceiii/1/J1/1_580/_article/-char/ja