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2021年05月20日

2020年度土木学会賞 田中賞(作品部門)を受賞しました。

この度、弊社がデザイン及び設計を担当いたしました森村橋が、2020年度「土木学会賞」において、田中賞(作品部門)を受賞いたしました。

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【土木学会賞とは】
昭和41年度より橋梁・鋼構造工学に関する優秀な業績に対して授与されている学会賞。 橋梁に関する技術の進歩、発展に顕著な業績を上げたと認められるものを対象とする「研究業績部門」、土木学会刊行物に発表され、計画、設計、製作・施工、維持管理、考案、歴史などに関連して橋梁工学の発展に大きく貢献したと認められる論文、報告の中から選ばれる「論文部門」、橋梁およびそれに類する構造物の新設または改築で、計画・設計・製作・施工・維持管理などの面においてすぐれた特色を有すると認められるものについて選考される「作品部門」の3つの部門がある。

【授賞理由】
森村橋は、1906年に静岡県小山町に建設された橋梁である。明治期に日本人によって設計され、ドイツからの輸入鋼材を使用して国内企業により製作・架設された数少ない国産トラス橋で、国の登録有形文化財にも登録されており、歴史的価値も高い。 今回は国の登録有形文化財を一度解体し、工場内で補修・補強をしてから100年前の姿に復原。この取り組みが今後の文化財の大規模な改修に貢献するといえることから、受賞が認められた。



【土木学会HP】
http://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/p2020.shtml#s07k