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2022年10月19日

~安全・安心なまちづくりを推進~
大和平野中央田園都市構想(奈良県)の推進のため 潜在的交通事故リスクのアセスメントに関する実証実験を開始

八千代エンジニヤリング株式会社(代表取締役社長執行役員:高橋 努)およびMS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:舩曵 真一郎)、MS&ADインターリスク総研株式会社(代表取締役社長:中村 光身)、の3社は、交通事故を未然に防ぐ安全・安心なまちづくりの推進を目的に、「大和平野中央田園都市構想安全・安心まちづくりコンソーシアム協定」を締結し、10月から実証実験を開始しました。

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1.背景

奈良県では、大和平野中央田園都市構想の推進にかかる取組の活性化を図るため、奈良県磯城郡3町(川西町、三宅町、田原本町)内において、新たな技術などを活用したウェルビーイング(多様な人々の幸福)な、まちづくりが推進されています。

この度、「大和平野中央田園都市構想推進のための事業」において、本リリースの3社合同提案が採択されたため、コンソーシアム協定の締結および奈良県磯城郡田原本町における実証実験の開始に至りました。

 

 ※大和平野中央田園都市構想について(奈良県HP)https://www.pref.nara.jp/item/279539.htm#itemid279539

 

2.取組内容

従来の交通事故対策は、過去発生した事故発生箇所から対策すべき箇所を選定し、再発防止策を講じるか、もしくは主に地域住民からの要望などに基づき調査されたヒヤリハット事象(ヒヤリと感じる箇所)に基づき予防するかの大きく2つに分類されます。

本実証実験では、新たな交通事故対策としてAIを活用し潜在的事故リスク箇所を発見します。顕在化している事故発生箇所に加え、ドライブレコーダーデータや道路構造、人流データなどからAI解析により客観的に評価を行い、まだ事故の発生していない潜在的事故リスク箇所を見える化します。

潜在的事故リスク箇所の予防対策を検討することで、重大事故を未然に防ぐ安全・安心なまちづくりを目指します。

 

<コンソーシアム構成企業と役割>

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3.今後の展開

弊社と三井住友海上火災保険株式会社とMS&ADインターリスク総研株式会社は、業務パートナーとして互いの専門領域におけるシナジーを活かし、お客様に対して地域の安全・安心なまちづくりにつながる新たなサービスを提供してまいります。