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2024年10月01日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、中国地方整備局岡山国道事務所が実施する「令和6年度国道2号コネクトパーキング岡山早島検討業務」に採択されました。
「コネクトパーキング岡山早島」は、2018年の静岡県浜松市のコネクトエリア浜松(CA浜松)、2023年に事業化された広島県の国道2号コネクトパーキング宮島に次ぐ国内3例目の事例となります。弊社は「コネクトパーキング岡山早島」の実現に向け、利用予定者のアンケート調査や、需要の分析を踏まえたパーキング施設や接続道路の予備設計、学識者などによる検討会を実施してまいります。
整備予定地
(出典)中国地方整備局「国道2号コネクトパーキング岡山・早島整備事業計画検討会」整備計画まとめより弊社が編集
・背景と目的・
物流業界では、ドライバー不足やドライバーの時間外労働の規制適用(2024年4月施行)により必要なものが運べなくなる「物流の2024年問題」が深刻視されています。そこで、政府は総合物流政策大綱(2021年度~2025年度)において、輸送の中間地点付近でトラクター交換やドライバー交代などを行う「中継輸送」※を推進しています。コネクトパーキングは、輸送の中間地点付近でトラクター交換やドライバー交代などを行う「中継輸送」の拠点となり、ドライバーの労働環境の改善や法令遵守に大きく寄与する取り組みとなっています。
岡山県は中四国地方の交通の要衝として重要な位置にあります。特に、早島インターチェンジ周辺は山陽自動車道(および代替路となる一般国道2号)、中四国のクロスポイントに位置し、中京・近畿圏、九州北部へ往復1日で到達できる中継輸送に適した箇所となっています。 |
(出典)中国地方整備局「国道2号コネクトパーキング岡山・早島整備事業計画検討会」整備計画まとめより弊社が編集 |
※中継輸送:長距離・長時間におよぶ運行において、運行途中の中継地などにおいて他の運転者と乗務を交替する輸送形態を指す