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2025年04月10日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、横浜市で開催される2027年国際園芸博覧会(以下、GREEN×EXPO 2027)に向けて、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会(神奈川県横浜市、会長:十倉 雅和)が公表した「2027年国際園芸博覧会 アクセシビリティ・ガイドライン」の策定を支援しました。
本ガイドラインは、国・地域、文化、人種、性別、世代、障がいの有無などにかかわらず、GREEN×EXPO 2027を訪れるすべての人々が安全・快適に過ごすことができるように配慮した整備・運営を行うことを目的に策定されたものです。
■ URL:https://expo2027yokohama.or.jp/about/accessibility/
・GREEN×EXPO 2027・
国際園芸博覧会は、国際園芸家協会(AIPH)の承認に加え博覧会国際事務局(BIE)の認定を受けて開催される国際的な博覧会です。GREEN×EXPO 2027は、最上位(A1)の国際園芸博覧会で、日本では1990年の「国際花と緑の博覧会(花の万博)」(大阪市)以来の開催となります。
GREEN×EXPO 2027は、SDGs目標年の3年前に開催される国際園芸博覧会として、SDGsの達成に貢献することを掲げています。「幸せを創る明日の風景」をテーマに、自然・人・社会が共に持続可能な未来の実現と、誰もが取り残されない共生社会の形成に寄与し、一人ひとりの幸せな明日の風景につながることを目指しています。
■ 開催場所 :神奈川県横浜市(旭区・瀬谷区)
■ 開催期間 :2027年3月19日(金)~ 2027年9月26日(日)
■ 博覧会区域:約100ha(内、会場区域 80 ha)
■ 参加者数 :1,500万人(有料来場者:1,000万人以上)
■ 開催主体 :公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
・弊社の主な取り組み ・
弊社は、国のバリアフリーに係るガイドライン策定や国際空港におけるユニバーサルデザインの取り組み、自治体におけるバリアフリー基本構想策定などの経験・実績を活かし、「2027年国際園芸博覧会 アクセシビリティ・ガイドライン」の策定を支援しました。
■ 検討会・ワーキングの運営支援
障がい当事者や学識経験者が参画する「2027年国際園芸博覧会 アクセシビリティ・ガイドライン検討会」の運営支援を行いました。また、検討会のほか、「移動・誘導」、「展示の楽しみ方」、「コミュニケーション(心のバリアフリーを含む)」などのテーマ別ワーキングを開催し、多様な意見の反映に努めました。
■ ガイドラインの策定支援
他の国際大会・博覧会のガイドライン等も参考に、検討会やワーキングなどの意見を踏まえ、屋外空間が中心の博覧会の特性も考慮したアクセシビリティ・ガイドラインの策定を支援しました。
ガイドラインでは、以下に示す「施設整備」、「サービス」、「交通アクセス」に関して基準などを示しています。
①施設整備:共用空間や庭園、建築物などの整備基準の設定など
②サービス:スタッフ対応や情報伝達ツール、多言語対応などサービスに関する基準および具体的な対応策の例など
③交通アクセス:誰もが移動しやすい会場までの交通アクセスに関する基準など
GREEN×EXPO 2027において、本ガイドラインに沿った整備・運営が行われるとともに、そのレガシーとして、誰もが取り残されない共生社会の実現につながることを期待します。