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2025年06月16日

AIを活用し設計・照査をサポートするアプリ「TERNO」を開発
本日より無料体験版を提供開始!

八千代エンジニヤリング株式会社

株式会社コアコンセプト・テクノロジー


八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、株式会社コアコンセプト・テクノロジー(本社:東京都豊島区、代表取締役社長CEO:金子 武史、以下「CCT社」)のシステム開発協力により、「Box」と連携したAIを活用し設計や照査をサポートするクラウドアプリ「TERNO(テルノ)」を開発しました。このアプリは、従来設計技術者が人的に行っていた図版管理を自動化し、AIによる差分抽出機能を活用して修正箇所の特定ができます。「TERNO」を活用することで、設計技術者のミスを防ぎ、図面の品質向上、時間短縮、業務の効率化を実現します。
本日より、一部機能を制限して無料でお試しいただける無料体験版の提供を開始しました。今後は、設計業務のさらなる生産性向上を目指して、本アプリの正式提供に向けた検討を進めてまいります。

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無料体験版についてのお問い合わせ/無料体験版の申し込みはこちら
※CCT社のホームページに遷移します
https://www.cct-inc.co.jp/contact/


・開発背景・

ダムや道路、橋梁などの設計には、その規模に応じて多くの改善検討や修正が必要です。設計図面は1つのインフラにつき数十枚に及び、過去の古いバージョンを含めると数百枚、さらには数千枚に達することも珍しくありません。これまで、その膨大な図面の最新版管理は、設計技術者が人的にフォルダ管理を行っていました。
さらに、紙図面やPDF上における修正確認や照査は目視で行われていたため、修正漏れによる品質低下のリスクがありました。そのため照査においては、2016年(平成28年)から赤黄チェックが義務化され、指摘事項や修正事項を洗い出した照査履歴(照査一覧表)を提出することが一般的となり、ミスを防ぐための設計技術者や照査技術者の作業負荷が一段と増加しています。
また、近年の長時間労働削減や土木業界全体の人手不足を背景に、生産性向上の取り組みは喫緊の課題です。弊社では、技術者の抜本的な働き方改革を目指し、デジタル化やDXの推進を通じて本アプリの開発に着手しました。


  TERNOと他社類似商品比較


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・TERNOの機能・

「TERNO」は、Boxと連携したAIを活用し設計や照査をサポートするクラウドアプリです。主な機能は設計図面の「管理と見える化」と「AIアシスト機能」であり、設計業務の効率化とミス防止に寄与します。


版管理ダッシュボード

■管理と見える化

● 版管理ダッシュボード

Boxに格納された図面などのファイルを体系的に管理する機能です。「TERNO」は、同じ名称であれば、異なるファイル形式(PDF/Docuworks/DWG)でも同一のファイルとして自動で仕分けられることが特徴です。
版管理ダッシュボードには、更新回数、未着手/照査依頼/照査中/対応中/完了などのステータス、指摘箇所(指摘数とその対応完了数)、レビュー回数などが表示されます。これにより、最新の図面へのアクセスが容易になり、設計時には版管理ダッシュボードを確認することで、設計技術者が何をすべきかが一目瞭然かつ迅速な作業が可能になります。


AI差分抽出機能

■AIアシスト機能

● AI差分抽出機能


図面の修正や照査の際に使用する機能です。「TERNO」で図面を開き、修正や照査の登録(赤黄チェック)を行うことで、版管理ダッシュボード内の指摘箇所として記録されます。
修正図面を「TERNO」に更新登録することで、図面の差分抽出が可能になります。AIによって抽出された差分は、修正指示や照査登録による修正箇所だけでなく、意図せずに変更された箇所や設計技術者が追加で修正した箇所も洗い出します。AI差分抽出機能は、修正前後の図面を対比して確認できるため、使用感に優れている点も特徴です。さらに、登録時の指摘コメントも修正箇所との対比で確認でき、設計業務における修正漏れやミスを防ぐことが可能です。
また、構造物を指定して修正履歴をエクセル形式で一括出力できるため、都度照査時に作成していた照査一覧表(赤黄青チェック一覧表)もボタン一つで対応可能となります。
本機能のために開発したAIによる図面解析技術は、従来の差分抽出アプリで判別困難であった橋梁などの配筋詳細図(1つの図面内に縦横の異なる線種のラインが描かれた複雑な図)にも対応できるようになりました。


● AI図面サーチ機能

設計時に過去の事例を参考にしたい場合、ファイルを一つ一つ検索し、大量の図面の中から検索が必要でした。AI図面サーチ機能は、「TERNO」に登録した2次元図面をAIが図面自体の線の数、太さ、向きを数値化して学習することで、類似図面を検索する機能です。これにより、ファイルを検索し、データを個別に確認する手間と時間が削減され、過去事例や類似図面へのアクセスが容易になり、設計の品質向上にもつながります。



■その他ソリューション

● 3D Viewer

設計に必須となるBIM/CIMなどの3Dデータは、通常、専用ソフトを立ち上げて確認する必要がありますが、点群データや3Dモデルのファイルサイズが大容量化しており、ソフトの起動に時間がかかるという課題がありました。「TERNO」は、LODを用いてレンダリングを最適化することで、PCスペックに依存することなくブラウザ上での軽量的な閲覧、操作を実現しました。また、設計時に必要となる距離測定や注釈の挿入などの機能も備えています。


※LOD(Level of Detail):ビューア―からの距離に応じて描写の緻密さを制御することで計算負荷を軽減する方法。


<無料体験版で制限される機能>

  版管理ダッシュボードはPDF/Docuworks/DWGのファイル形式対応となりますが、無料体験版ではPDF形式のみの利用となります。

  AI差分チェック、AI図面サーチはPDF形式のみで、Docuworks/DWGのファイル形式はご利用できません。

  レビューリスト、図面目録は画面閲覧のみで、出力でのご利用はできません。

  3Dビューワーは事前準備したサンプルデータのみが閲覧可能となります。



・TERNOの導入効果・

「TERNO」を活用することで、従来の作業時間と比較して約30%の効率化が確認されました。主に図面管理や修正対応、照査作業を簡素化することが可能です。

※20枚の図面の作業時間で算出(弊社調べ)



・会社概要・

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株式会社コアコンセプト・テクノロジー

製造業・建設業・物流業を強みとするDX支援と、あらゆる産業にリーチするIT人材調達支援を行っています。DX開発基盤「Orizuru」と広範なビジネスパートナーネットワーク「Ohgi」を活用することで、お客様の目指す姿の策定から技術検証、システム構築、運用・保守、内製化まで一気通貫で伴走支援します。

所在地   東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋11

代表者   代表取締役社長CEO 金子 武史(かねこたけし)

資本金   5億6千8百万円

設立      2009年917

URL      https://www.cct-inc.co.jp/