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2025年09月26日

弊社が計画から施工監理まで一貫支援した「みよし広域連合浄化センター」が完成しました
〜スクラップ&ビルド方式を採用し、地域の循環型社会構築に貢献〜

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)が計画策定から発注支援、設計・施工監理までを一貫して支援した徳島県「みよし広域連合浄化センター」が完成し、2025年10月1日に完成記念式典が執り行われる予定です。
徳島県の三好市・東みよし町で構成される「みよし広域連合」では、既存のし尿処理施設の老朽化が課題となっていました。本施設は、既存施設を稼働させながら新施設を建設する「スクラップ&ビルド方式」で実施されました。弊社は2020年度(令和2年度)から6年間にわたり 、事業計画から事業者選定、設計・施工監理までをトータルで支援し、地域の衛生環境の向上と、汚泥を燃料として再利用する循環型社会の形成に貢献しました。
本施設は、弊社にとって同種の汚泥再生処理センターの計画・監理業務として4件目の実績となります。弊社は本事業で得られた新たな知見を活かし、今後も全国のし尿処理施設の課題解決や、持続可能な循環型社会の構築に貢献してまいります。

・施設の主な特徴・

本施設は、最新の技術を導入することで、環境負荷の低減と資源の有効活用を両立しています。

・清流・吉野川の環境を守る高度な水処理

微生物の働きと特殊な膜を利用して汚水を浄化する「膜分離高負荷脱窒素処理方式」に加え、さらに高度な処理を行うことで、国の定める基準を上回る清浄な水質を実現しました。処理水は、四国三郎の異名を持つ吉野川へ放流され 、清流の環境保全に貢献します。

・脱炭素社会に貢献する汚泥の資源化

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完成したみよし広域連合浄化センターの全景

処理過程で発生する汚泥を高効率に脱水させ、ごみ焼却処理施設の補助燃料として有効活用する「助燃剤化方式」を採用しました。これにより、従来は廃棄物であった汚泥がエネルギー資源として生まれ変わります。化石燃料の使用量削減につながり、脱炭素社会の実現に貢献します。


・弊社の支援内容・

弊社は本事業において、事業計画の初期段階から施設の完成に至るまで、6年間にわたる一貫した技術支援を提供しました。

事業計画・発注支援

既存施設(仮設処理設備での処理を含む)での処理を継続しながら新施設を建設するという「スクラップ&ビルド方式」は、安全管理や工程調整において高度なノウハウが求められます。弊社はまず、設計にあたる調査計画として、汚泥再生処理センター基本計画、測量、地質調査、生活環境影響調査、土壌汚染対策法手続きに伴う地歴調査を実施しました。さらに、仮設処理施設の計画を含め、この複雑な工事を遂行できる最適な事業者を選定できるよう、プロポーザル要領書、発注仕様書、優先交渉権者決定基準などを作成すると共に、公募型プロポーザル方式の実施を支援しました。

設計・施工監理

建設事業者であるカナデビア株式会社(旧社名:日立造船株式会社)が行う設計や工事が、発注者であるみよし広域連合の要求仕様を確実に満たすよう、専門的な知見から監理業務を行いました。 定例会議や書類審査、各種検査への立ち会いを通じて、事業全体の品質確保に貢献しました。