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2025年12月08日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)が橋梁詳細設計業務を担当しました西九州自動車道「松浦佐々道路」の松浦IC~平戸IC間(延長7.5km)が、2025年12月14日(日)16時に開通します。
弊社は、本区間のうち「志佐川大橋」および「板橋橋」の橋梁詳細設計業務を実施し、開通に貢献いたしました。
・西九州自動車道「松浦佐々道路」の概要・
松浦佐々道路は、西九州自動車道の一部を構成し、九州北西部地域の地域経済の活性化、高速定時性の確保などに寄与するとともに、県北地域の唯一の幹線道路である国道204号の代替機能確保を目的とした道路です。
● 路線名:西九州自動車道「松浦佐々道路」
● 開通区間:松浦IC(長崎県松浦市)~平戸IC(長崎県平戸市)
● 開通日時:2025年12月14日(日) 16時00分
● 路線延長:7.5km
・弊社の支援内容・
■志佐川大橋<平成29年度松浦4号橋(P9-P15)詳細設計業務>
橋長222.5mのPC3+3径間連結ポストテンション方式T桁橋※の詳細設計を行いました。設計にあたっては、現地の厳しい地形・環境条件を考慮し、以下の技術的課題解決に取り組みました。本橋はS字カーブを描く線形であり、横断勾配が反転する複雑な区間のため、経済性と施工性に優れる「3径間連結×2連」の構造形式を採用することで、コスト縮減を実現しました。また、海岸線からの距離が近く、塩害対策区分S※の厳しい塩害環境であるため、鉄筋のかぶり厚を従来基準より大きく確保するとともに、塩害耐久性に優れたアルミ合金製の検査路や伸縮装置を採用し、ライフサイクルコスト(LCC)の低減と長寿命化を図りました。
BIM/CIM活用による完成イメージ図
■板橋橋<平成30年度松浦8号橋(上り線)詳細設計業務>
橋長187mのPC5径間連結ポストテンション方式T桁橋(少主桁)の詳細設計を行いました。本橋は、IC付近の付加車線区間に位置するため、上下線分離(片側2車線)の橋梁構造で計画しました。本業務では、複雑な地形条件への適合や品質確保のため、BIM/CIMを積極的に導入し、3次元モデルを用いた高度な設計検討を行いました。3次元モデル活用し、橋梁本体と複雑な地形および支障物件との干渉を立体的に確認することで、平面図だけでは把握が難しい施工時の課題を早期に抽出し、効率的な施工につなげました。本業務において、国土交通省九州地方整備局長崎河川国道事務所長表彰(優秀技術者)を受賞しました。
BIM/CIM活用による完成イメージ図
※ポストテンション方式T桁橋:コンクリートが硬化した後にPC鋼材を緊張して圧縮力を与える「ポストテンション方式」と、T字型の断面形状を持つ主桁を組み合わせた構造形式
※塩害対策区分S:塩害の深刻度や地域区分に基づいて必要な対策のレベルを示す塩害対策区分のうち、著しい塩害の判定区分
弊社は、今後も高度な技術力と総合力を活かし、安全・安心で持続可能な社会インフラの整備に貢献してまいります。