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2026年02月26日

大阪・御堂筋イチョウ並木を価値評価
脱炭素や防災など、樹木価値を多面的に見える化

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、大阪市建設局より受託した業務において、大阪のシンボルであり大阪市指定文化財でもある「御堂筋のイチョウ」約870本を対象に、樹木の価値を算出・評価しました。

樹木価値の評価にあたっては、イチョウ約870本の樹高や枝張り、枝葉の密度などの現地調査を実施し、国際的な樹木評価ツール「i-Tree」を活用して解析しました。その結果、イチョウ約870本全体で、以下のような樹木の定量的な価値が確認されました。

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御堂筋のイチョウ並木

❶炭素固定量
樹木がCO₂を吸収し固定する炭素量は、1年間で約5トンであることが推定されました。これは、大阪-東京間を自動車で約39往復した際の排出量に相当します。

❷大気汚染物質除去
1年間で除去される大気汚染物質除去量について、二酸化窒素は35.6kg、二酸化硫黄は4.87kg、PM2.5は6.93kgであることが推定されました。PM2.5の除去量は、大阪-東京間を自動車で約1,390往復した際の排出量に相当します。

❸雨水流出削減量
イチョウの葉が雨水を受け止めたり、蒸発散を行うことによる、1年間の雨水流出削減量は、約2,315㎥であることが推定されました。これはお風呂の浴槽約9,850杯分に相当し、御堂筋のイチョウには、防災の面からも一定の価値があることが確認されました。



▶大阪市の公園緑化に関するポータルサイト「みどりの都市・大阪ONLINE」
https://parksgreenery.city.osaka.lg.jp/article/i-tree-osaka/



■ i-Treeとは

i-Treeは、CO₂の固定量や大気汚染物質の除去量など、樹木の持つ多様な機能や価値を量で示すことができ、世界40か国以上で利用されている国際的な樹木評価ツールです。

▶i-Tree公式ホームページ(英語)
i-Tree Tools - Calculate the benefits of trees!

i-Treeのイメージ


■ 「マップナビおおさか」で情報発信

御堂筋のイチョウにおける樹木価値の評価結果は、大阪市の市民向け地理情報システム(GIS)「マップナビおおさか」に実装されています。GISの地図上に示された樹木ポイントを選択すると、樹木ごとに樹高などの基本情報に加えて、炭素固定量などの樹木価値が確認できます。

▶マップナビおおさか
https://www.mapnavi.city.osaka.lg.jp/osakacity/PositionSelect?mid=99

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「マップナビおおさか」で情報発信


■ 持続可能な都市経営に向けて

都市樹木の価値を科学的根拠に基づき可視化する、国内でも先駆的な本取り組みは、持続可能な都市経営の新たなベンチマークとなるものです。弊社は、本業務の知見を活かし、「持続可能な都市経営」につながるソリューションに貢献してまいります。