Menu
2026年03月13日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)が、設計・整備検討業務を通じて支援してきました三遠南信自動車道「東栄インターチェンジ(以下、IC)~鳳来峡IC」間(延長7.1km)が、2026年3月14日(土)に開通いたします。本区間の開通により、佐久間道路・三遠道路(延長約27.9km)が全線開通を迎え、これまで端末(ハーフ)ICとして運用されていた鳳来峡ICがフルインター化されます。
三遠南信自動車道は、長野県飯田市、愛知県新城市、静岡県浜松市を繋ぐ延長約100kmの高規格道路です。本区間の開通により、並行する国道151号の急勾配や急カーブを回避し、災害時の代替路確保、医療活動の支援、奥三河地域の観光活性化といった整備効果が期待されます。
弊社は今後も、総合建設コンサルタントとしての高度な技術力と豊富な知見を活かし、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
・弊社の支援内容・
弊社は2010年度(平成22年度)より、国土交通省中部地方整備局 浜松河川国道事務所において、すでに開通済みの「佐久間川合IC~東栄IC間」への支援を実施しています。今回開通の「東栄IC~鳳来峡IC」間においても、すでに端末(ハーフ)ICとして供用済みの鳳来峡ICをフルインター化を行うため、計画から詳細設計、付随する施設設計までを一貫して支援しています。
<佐久間川合IC~東栄IC間(2019年3月開通)の支援内容>
● 佐久間川合ICの暫定端末供用: 将来の延伸を見据えた端末(ハーフ)ICの設計およびPC橋(3径間連続中空床版橋)の設計を実施。
● 自然環境と景観への配慮: 浦川ICが自然公園内に位置する区間であることから、周囲の景観と調和する道路構造物の景観検討を実施。
● 制約の多い難所「浦川地区」の施工計画: 一級河川大千瀬川両岸の急崖地形に位置する浦川地区において、河川内におけるPC箱桁橋の張出架設やニューマチックケーソンの施工計画を策定。道路・橋梁・擁壁の修正設計を行い、工期短縮を図った。
<東栄IC~鳳来峡IC(2026年3月開通)の支援内容>
● 鳳来峡ICのフルインター化: 既に供用済みの端末(ハーフ)ICをフルインター化するための予備・詳細設計を実施。河川の付け替えを行って追加ランプを計画し、そのランプを利用して前後の橋梁を含め、供用中の交通を確保した施工計画を立案。
● 狭隘部での架設工法の計画: トンネル間の非常に狭い場所にPCコンポ桁橋を架けるため、トンネル内からセミトレーラーで運搬し、リフターで荷卸し・架設する施工計画を策定。
● トンネル掘削方向の提案: 地質状況や工事の輻輳などの事業工程上のリスクを回避するため、山岳トンネルの掘削方向の変更を提案。坑門位置を最適化することで、施工ヤードの確保と維持管理のしやすさを両立させた。
● 事業推進と合意形成への寄与: 地元説明会の資料作成や運営の補助を行い、複雑な鳳来峡ICのフルインター化した構造を住民に分かりやすく説明し、円滑な合意形成の支援を図った。