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2026年03月24日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、能代山本広域市町村圏組合※が推進してきた「一般廃棄物処理施設整備・運営事業」において、整備計画、生活環境影響調査、都市計画決定支援、事業者選定アドバイザリーおよび建設工事監理の全フェーズにわたる総合的な技術支援を実施いたしました。
本事業により整備された新施設「能代山本クリーンセンター」は、2026年4月1日より本格稼働を開始し、一般廃棄物の受け入れを開始します。
本施設は、老朽化した「南部清掃工場」および「北部粗大ごみ処理場」の2施設を集約・統合したものです。最新のストーカ式焼却炉と高度な排ガス処理設備を備え、廃棄物発電による高効率なエネルギー回収を実現した、次世代型の地域循環型施設となります
※能代山本広域市町村圏組合:能代市・藤里町・三種町・八峰町の4市町の枠を超えた広域的な行政事務を行うために設立された一部事務組合。
能代山本クリーンセンターの外観
・新施設「能代山本クリーンセンター」について・
能代山本広域圏(能代市、藤里町、三種町、八峰町)では、既存施設の老朽化に伴う維持管理コストの増大や環境負荷の低減、また大規模災害時における処理継続性の確保が喫緊の課題となっていました。本施設は、これらの課題解決に加え、以下の特徴を備えています。
● 脱炭素社会への貢献:最新のストーカ式焼却技術により、ごみ焼却時の熱エネルギーを電気として回収。施設内利用のほか売電も行い、温室効果ガスの削減に寄与します。
● 住民利便性の向上:組合圏域内の住民がスムーズにごみを搬入できるよう、キャッシュレス決済への対応を実施します。
● 地域景観との調和:世界自然遺産「白神山地」のふもとに位置する地域特性を考慮し、周辺の自然景観と調和する意匠を採用しました。
・弊社の支援内容・
弊社は、2019年の整備計画段階から参画し、地域住民の安心・安全を第一に掲げた生活環境影響調査や、公設民営方式(DBO方式)による効率的な運営体制の構築を支援してまいりました。
● 基本設計、生活環境影響調査、PFIなどの導入可能性調査:施設規模の適正化を踏まえた基本設計、最適な処理技術の選定、周辺環境への影響調査、および住民説明を実施。あわせてPFI方式の導入可能性調査を行い、コスト削減とサービス向上を両立させる検討を行いました。
● 都市計画決定支援:都市計画法に基づく手続き、行政機関との調整、法適合性の確認など、円滑な合意形成を支援しました。
● アドバイザリー業務:DBO方式による民間事業者選定のための公募書類作成、審査支援、契約締結までをトータルでサポートしました。
● 建設工事監理業務:設計内容の精査から、施工段階における品質・工程・安全の厳格な監理、試運転の立ち会いまで、発注者のパートナーとして工事監理を遂行しました。
稼働後は、能代山本クリーンセンターの特別目的会社である「あきた白神環境テクノロジー株式会社(代表企業:カナデビア株式会社)」による20年間の安定的な運営が行われます。弊社は、本施設が長期間にわたり地域の環境保全の要として機能し、循環型社会の象徴となるよう、今後も技術的見地から長期包括的な運営業務のフォローを継続してまいります。