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2026年04月15日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、東京都港湾局「東京港埋立護岸改修・グリーン化技術指針」の策定に貢献しましたのでお知らせいたします。
東京港の埋立地は、物流や産業など都民の生活を支える重要な役割を担うとともに、海上公園として都民が水と緑に親しむ場所として利用されてきました。しかし、その護岸の多くは1960年代から1970年代に整備されたもので、耐用年数とされる50年以上が経過し、老朽化が著しい状況となっています。さらに、首都直下地震や頻発する台風・高潮に対する強靭化や、水辺空間のグリーン化・生物共生化などが求められています。
そうした背景を踏まえ、東京都港湾局は、2025年度から2034年度までの10年間で、優先的に改修とグリーン化を推進する「東京港埋立護岸改修・グリーン化計画」を策定しました。
「東京港埋立護岸改修・グリーン化技術指針」は、同計画に基づき調査・設計および施工を実施するにあたり、埋立護岸改修における耐震性能照査や気候変動適応策、およびグリーン化整備の考え方を定めるとともに、参考となる事例などをとりまとめたものです。
■東京都港湾局ホームページ
■東京港埋立護岸改修・グリーン化技術指針
・弊社の支援内容・
老朽化した埋立護岸の改修設計にあたり、地震に対する安全性向上や海面上昇などの気候変動適応策、グリーンインフラ・ブルーインフラを活用した生物多様性の保全などを統合的に推進するため、以下の業務を通じて「東京港埋立護岸改修・グリーン化技術指針」の策定に貢献しました。
■埋立護岸の強靱化およびグリーン化整備計画の検討
現地踏査により対象各地区の特性を整理するとともに、埋立護岸の耐震性能や気候変動適応策、グリーン化整備の事例を収集整理しました。代表施設についてレベル2地震動に対する耐震性能照査や気候変動による外力変化を考慮した試設計を実施するとともに、干潟や植栽帯の設置といったグリーン化整備案を検討しました。検討成果を反映したグリーン化を考慮した護岸のイメージパースを作成しました。
■技術指針の策定推進
学識経験者を含む検討委員会や、東京都の関係部署メンバーによるワーキンググループの運営を支援し、審議において寄せられた意見を踏まえた技術指針の策定に貢献しました。
グリーン化を考慮した護岸整備のイメージパース
弊社は今後も、気候変動への適応や生物多様性の保全を組み込んだ、強靭で持続可能なインフラ整備と社会課題の解決に貢献してまいります。