道の駅における災害時貯水タンクの詳細設計を実施しました。津波浸水区域に位置している道の駅には地下式構造を採用しました。また、「道の駅くちくまの」では、災害時の動線を考慮し、災害時トイレと貯水タンクを隣接して設置する設計を実施しました。
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2026年05月27日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、国土交通省 近畿地方整備局 紀南河川国道事務所の「紀南管内交通安全対策設計他業務」において、和歌山県紀南地域の紀南河川国道事務所管内5箇所における「道の駅」の防災機能向上を目的とした無停電化対策および、災害時貯水タンクの詳細設計を実施し、地域の防災拠点機能強化に向けたインフラ整備を支援しましたのでお知らせします。
「道の駅」の無停電化対策により、南海トラフ地震などの大規模災害発生時に停電が起きた場合でも、地域の広域的な防災拠点となる道の駅において継続的な電力供給を可能にします。また、災害時貯水タンクの整備により、大規模災害の発生時に道の駅へ避難した道路利用者などに対して清掃・洗浄などの生活用水を提供し、地域のレジリエンス向上を図ります。
無停電対策の設計を実施した道の駅
「道の駅くちくまの」に設置された非常用発動発電設備
・弊社の支援内容・
激甚化する自然災害への備えとして、地域の防災拠点となるインフラの機能強化が急務となっています。本業務は、これらの社会的要請に応えるべく、地域の防災拠点機能強化を推進するものです。
❶災害後、約3日の継続稼働を確保
災害などにより電源が断たれた場合でも、施設の機能維持に必要な電力を約3日にわたって担保するため、紀南地域の道の駅5箇所それぞれの特性に応じた非常用発電設備の規模検討および詳細設計を実施しました。
❷施設に合わせた最適設計
各道の駅の駐車マス数や既存設備などの特性を分析し、過不足のない最適な設計を実施しました。
■道の駅なち/道の駅たいじ
駐車マス数が多く広域進出拠点に位置づけられる両駅には、トイレ照明・ポンプ稼働も含めた発電設備を新設する設計を実施しました。
・道の駅なち(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浜ノ宮361-2)
・道の駅たいじ(和歌山県東牟婁郡太地町森浦143-1)
■道の駅イノブータンランド・すさみ/道の駅くちくまの
駐車場照明などに必要な電力を確保するため、5kVAの発電設備を新設する設計を実施しました。
・道の駅イノブータンランド・すさみ(和歌山県西牟婁郡すさみ町 見老津1-32)
・道の駅くちくまの(和歌山県西牟婁郡上富田町岩崎555-5)
■道の駅志原海岸
既存の非常用発動発電機の余裕分を活用する改造計画とし、コスト縮減と効率化を図りました。
・道の駅志原海岸(和歌山県西牟婁郡白浜町日置2039-73)
❸災害時貯水タンクの詳細設計
道の駅における災害時貯水タンクの詳細設計を実施しました。津波浸水区域に位置している道の駅には地下式構造を採用しました。また、「道の駅くちくまの」では、災害時の動線を考慮し、災害時トイレと貯水タンクを隣接して設置する設計を実施しました。
「道の駅くちくまの」の貯水タンク
弊社は今後も、これまで培ってきたインフラ整備・コンサルティングの技術力を最大限に活用し、激甚化する災害への備えや、持続可能で安全・安心な地域社会の実現に向けて貢献してまいります。