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RECRUIT | 採用情報

人を大切にする経営。

個々の成長が組織を輝かせる。

コンサルタント⇒マネージャー

2000年入社 H.Takemura

CAREER PATH

2024年2月時点
  • 2000年
    2000年
    入社:関東事業部 河川部

    土木工学部(大学院)修了。学生時代は上下水道を専攻。入社後はダム計画、河川整備計画、河川防災、河川の自然再生などの業務に携わる。また、2002年には本店 河川部に転勤。

  • 2009年
    2009年
    転勤:大阪支店 河川・水工部

    大阪出身だったこともあり、希望していた大阪支店に配属。同年、技術士資格を取得。当時受注が低迷していた大阪支店の河川チームの組織拡大を目指すために奔走する。

  • 2014年
    2014年
    昇進:課長

    引き続き組織拡大を推進。2016年には部として近畿地方整備局のすべての河川系事務所よりそれぞれプロポ業務を受注するなど、技術力の研鑽と攻めの姿勢で、大阪支店 河川・水工部の組織拡大に寄与。執行メンバー、発注者や業務内容に恵まれて、課長以降は毎年欠かさずコンスタントに国土交通省業務表彰・個人技術者表彰を受賞
    ※2014年~2023年:個人技術者表彰17件

  • 2021年
    2021年
    昇進:名古屋支店 河川・水工部 部長
    名古屋支店 河川・水工部の部長に昇進・転勤。顧客満足度の向上と社員個人の成長に繋がる業務プロセスの見える化に継続して取り組む。
  • 2023年
    2023年
    転勤:本店 河川部
    本店 河川部に部長として異動。柔軟な組織づくりを行うとともに、DX推進室も兼任し、デジタルと土木(河川分野)の新たな競争優位性の創出について検討している。

CAREER STORY

目の前の課題を「おもしろい」と思えるか。

「これまでの人生の進路を固執せず人の話を聞いて直感で選んだことが多いです。」と語るのは現在河川部 部長を務める竹村。大学時代の専門は、実は上下水道で、その専門を選んだ理由は一番指導の厳しい研究室であり水の専門家になれそうだから。その後大学院にも進学し研究を進めていたが、就活のタイミングで同じ研究室のOBから『複数の分野が重なりあいながら行う仕事が増えている。上下水道だけに絞らないほうがいいのではないか。』とアドバイスを受け、水つながりの河川やダムなどの仕事ができる八千代を選んだ。
「河川部に配属された最初の席は、今となっては役員や顧問になられた先輩方に囲まれていました。発注者に怒られた仕事、新しいテーマの仕事、厳しい業務工程の仕事などいろいろと経験しましたが、厳しい研究室を経験したこともあり、つらさよりも業務の一つひとつがおもしろいと思っていました。そのころの先輩方が創意工夫をもって関われるようマネジメントをしていただいたのか、目の前にある課題には興味がわきましたし、どうしても吸収したい質なのです。これが当時は功を奏していたのかもしれません。」と柔和な笑顔で当時を振り返った。

大事なのは個人の成長。

入社から9年経ち大阪に異動になった竹村は、当時受注が低迷していた大阪支店 河川・水工部の組織拡大をミッションとして担うことになる。そこで取り組んだのは受注獲得に向けた提案書(技術力)の向上と、安定(継続)受注に向けた成果品質の向上だ。受注と継続の循環プロセスは一般的に言われていることだが、あたりまえのことをあたりまえにチーム全員で、平均以上に行うことが実は難しい。他の部署の方々からの支援を受けながら試行錯誤を進め、課・部としての取り組みを継続的に推進したことで、2016年には近畿地方整備局のすべての河川系事務所より業務を受注するなど、成果が目に見えてきた。そして、2019年には生産性向上を目的としたTOCの活動に参加、その後の新型コロナウイルス感染症による新しい働き方への取り組みや名古屋支店勤務を経験できたことで、確固たるマネジメントの軸ができたと竹村は言う。
「民間企業の中にいると、組織の拡大や成長のためには直接的には売上の拡大が必要で、そのためには顧客満足が重要です。私たちは技術力を提供しているわけですから、顧客満足にはチームや個人の技術力や提案力が大切になります。それを提供できるのは現場で働く社員一人ひとりがプロフェッショナルとして自律していることが重要で、このプロセスによって組織として好循環が生まれるのだと認識しています。そのためには社員一人ひとりの成長や自己実現のためのサポートが不可欠であり、それが可能な組織づくりに邁進しているところです。」

※TOC(Theory of Constraints/制約条件の理論):組織やプロジェクトにおける制約(ボトルネック)を特定し、それを最適化(改善)することで全体の効率を向上させるマネジメント手法。

組織は個人を尊重することで成り立つ。

「実は就活のときから、当社の経営理念『「人間性の尊重と全員参加の経営を基本」として』というフレーズがずっと気になっていたのです。今まで経営理念に触れるたびにそのフレーズを意識してきました。私なりの解釈ですが、人間性の尊重とは、社員一人ひとりの成長や自己実現で、全員参加の経営とは人の強みを活かした好循環による組織の拡大や成長と置き換えられるのではないでしょうか。組織を分解すると最小単位は"人"です。一人ひとりが個性や得意分野を持ち、多様な個々が集まることで新たな技術やアイデアも生まれるのだと思います。だから人間性の尊重が初めのフレーズに来る経営理念になっているのだと思います。」
常に『今が一番のターニングポイント』と言う竹村は、2023年より八千代で一番多く部員を抱える部署の長とDX推進室の兼務になった。どんな困難も「おもしろい」と思う精神で新しいことにチャレンジし、次世代への継承を続けていきたい、と語った。

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