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RECRUIT | 採用情報

一手先をつかむため

常に10年、20年先輩と同じ視座を持つ。

コンサルタント⇒プロフェッショナル
⇒コーポレート⇒マネージャー

2003年入社 T.Yokota

CAREER PATH

2024年2月時点
  • 2003年
    2003年
    入社:本店 橋梁部

    土木工学科(大学院)修了。橋梁の計画・設計に従事し、国内のみならず、海外の案件にも携わる。2007年、技術士資格取得。

  • 2017年
    2017年
    昇進:プロフェッショナル

    部下の育成やチームマネジメントに尽力する。2010年から2022年まで、プレストレストコンクリート工学会にて設計規準の改定を経験。2018年に博士(工学)取得(研究論文にて土木学会田中賞[論文部門]を受賞)。また、同年から社内で実施されたブランディングのメンバーに抜擢。新しい価値観に触れ、経営戦略や研究開発への興味を深める。

  • 2021年
    2021年
    異動:経営戦略室

    希望が通り経営戦略室に異動。人事・働き方にかかわる制度や、外部企業や複数部署を横断するタスクフォースを推進。

  • 2023年
    2023年
    異動:DX推進室、就任:課長
    事業拡大のため新たに組織された事業DX課の課長に抜擢。将来のコアコンピタンスを創出するため、メンバーとともに奮闘中。

CAREER STORY

プロであるという矜持。

「大学時代から『プロのコンサルとしてお金をもらうこと、とはどういうことか』を常に考えていました。そして、八千代に入社して先輩たちの仕事ぶりを見た時、プロとはこういうことか、と感動したのを今でも覚えています。」そう話す横田は、大学院まで橋梁を学んでいたが、自分がいかに未熟かを痛いほどに実感したという。「幸いにも、自分は色々な上司と仕事する機会を得ました。上司のプレゼンや振る舞いを見て参考にするだけでなく、現場や上司や関係者が変わるたびに求められる役割も変わりますから、自分がどのような役割や成果を求められているのかを必ず意識するようにしていました。」
橋梁の技術者として着々と経験を積む中、32歳の時、上司に勉強のためとプレストレストコンクリート工学会の委員会活動への参加を勧められた。「その委員会では設計規準の改定を行うのですが、建設会社や当社以外の建コンから、各社を代表する橋梁技術者たちが集まり議論をする場でした。当時の実力では、内容についていくのがやっとで、自分の意見などはほとんど発言できませんでした。業界を代表する技術者たちを目の当たりにして、自分もプロとして、このような場で堂々と意見できるレベルになろうと強く感じました。非常に貴重な経験でしたし、機会を与えて下さった上司には今でも感謝しています。」

価値観が変わった2つのこと。

最高峰の技術者たちに触発され、横田は2015年に社会人博士後期課程に進む。「進むべき道に迷いが生まれたのはちょうどそのころです。技術者として技術を研鑽することはもちろん重要ですが、博士課程で研究を進める中で、社会にインパクトを与えるためには新しい技術を開発・導入するR&Dが重要であることを改めて実感しました。また、2018年から当社のビジョンを検討するブランディングに参加しました。10日間にもわたるワークショップを経て、他分野との共創や、会社が一体となって取り組むことの可能性に魅力を感じました。」
『橋を作る』という事業から、もっと社会や会社全体にスケールする仕事を成し遂げたいと考え、経営戦略室に異動を願い出たのもその頃だ。横田はその時の想いをこう話す。「幼いころから建築物が好きで、自分も大きなものを作りたいと橋梁の世界に飛び込みました。ですが、プロフェッショナルに昇進してマネジメントを経験していくうちに、チームや課の単位では解決できない課題も見えてくるようになりました。そこで、社会や会社の全体最適を追求することで課題解決をしていきたいと考えたのです。」

10年、20年先輩の目線で

横田は、様々な先輩や上司と仕事を行ってきた経験から、『先輩、もしくはもっと上の10年、20年上の上司の目線を持つ意識』を大切にしてきたという。「たとえば、一つの橋梁プロジェクトのいち担当者の時は、顧客の課題意識とプロジェクトマネージャー(管理技術者)の目的意識の両方を捉えることが大切であると学びました。自分が成長していきプロジェクトマネージャー(管理技術者)になると、もっとその先にある、事業や組織、背景まで意識してスタンスを合わせていくことも必要となってきました。経営戦略室に異動後は、近い未来や経営者の視点を踏まえて、どういった制度設計が必要か、これから会社として必要な技術は何か、をさらに俯瞰的な目線に立ち検討してきました。今はデジタルやAIの観点で会社全体の生産性向上や技術革新を図り、将来のコアコンピタンスを創出するDX推進を行っています。中長期的な未来の目線が必要ですし、不確実性の高い将来の技術の開発ですから、毎日非常に困難なことばかりです(笑)。」近い未来、土木分野とデジタル・AIの融合によるDXの動きは主流になっていくだろう。その未来をつかむため、横田は精力的に取り組みを進めていく。

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