Menu

60周年カウントダウン ~事業認可から約30年の時を経て~ 「補助第26号線」

~事業認可から約30年の時を経て~「補助第26号線」

東京都が整備を進めている広域的な骨格幹線道路である補助第26号線は、品川区東大井1丁目を起点に目黒区、世田谷区、中野区、豊島区を経由して、板橋区氷川町を終点とする約22.4キロの都市計画道路です。1992年1月に事業認可を受けてから長年にわたり整備が続けられ、2021年10月、ついに品川区二葉1丁目から同区豊町2丁目までの約670メートルの本線部分が開通しました。


当社は、上記約670メートル区間の全域において、設計などで様々な部所が関わり、これまでに約50業務を執行しました。その内容は、新幹線交差部の構造物概略設計から始まり、道路、電線共同溝、立体横断施設、トンネルおよび排水などの設備・電気、建屋、児童公園の設計、パンフレットの作成、施工監理など多岐にわたります。当該道路が整備されたことで、長年の課題であった交通渋滞の緩和が期待されるほか、災害時の延焼を防ぎ、緊急避難路としての役割も果たします。また、踏切が無くなり交通の安全が確保されるほか、周辺の生活道路への車両の流入が減ることにより、地域交通の安全性向上も期待されています。


これまで長い年月をかけ、多くの人々が本事業に関わってきました。
側道や立体横断施設の設計・工事が引き続き行われますが、全ての工事が完了するまで、私たちも見守り続けます。

場所:東京都

業務期間:1990年~2022年(継続中)


60周年まであと165日(2022年8月17日公開)

過去掲載(アーカイブ)はこちら

この世界に、新しい解を Innovative solutions for the society