Menu

日本最大級の土砂採取・運搬工事「関西国際空港土砂採取運搬に係わる環境影響評価」

日本最大級の土砂採取・運搬工事
「関西国際空港土砂採取運搬に係わる環境影響評価」

1950年代半ば以降の高度経済成長、そして1964年の海外渡航自由化に伴い、既存の大阪国際空港だけでは将来の航空需要拡大に対応できないとの見立てから、関西地方の第2の空港として関西国際空港の建設計画が決定されました。
当時、大型ジェット機が急速に増えたことによる騒音問題が深刻化していたことから、埋め立てによる人工島方式が採用となり、大阪湾南東部の泉州沖約5キロの海上に新空港の建設が決まりました。建設にあたっては、一期計画だけでも約15億㎥にのぼる大量の埋め立て用土砂が必要となり、過去に例のない規模の土砂採取・運搬工事の中、当社は環境アセスメントの実施を担当。大規模土砂採取の環境影響評価(水象・地象、水質)を担当し、複数の採取候補地における河川流量、土砂流出、水質および斜面安定について調査、解析、予測と評価を実施しました。
私たちが知恵を絞り実現させた、日本屈指の大規模土砂採取に係わる環境アセスメント業務を経て1994年9月に開港した関西国際空港は、完全24時間運用の眠らない空港として、2019年には年間約3千万人を超え、多くの人々に利用されています。


場所:大阪府泉佐野市

期間:1982年~ 1987年


過去掲載(アーカイブ)はこちら

この世界に、新しい解を Innovative solutions for the society