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海外での貴重な経験を積んだ業務「リビア国ワジ・アル・バブ水資源開発調査」

海外での貴重な経験を積んだ業務
「リビア国ワジ・アル・バブ水資源開発調査」

1980年代以前のリビア国ベンガジ地方 は水事情が非常に悪く、水道水が錆びて茶色く濁っていたり、虫が混入しているなど非常に不衛生なものでした。そのため人々は安全な水を求めて、井戸水や火力発電所で発生した蒸留水をポリタンクに入れて持ち帰り、利用するという不便な生活を余儀なくされており、一刻も早い衛生的な水の供給が望まれていました。
当社はリビア国の水資源開発調査を行うため、リビア国ベンガジ市近郊における農業用水および都市用水を確保する目的で、同市近郊の主要河川であるワジバブおよびワジアハマル流域を対象(調査面積2,000km2)に、表水流および地下水の開発可能性を探るための調査を行いました。本業務の契約金額のうち、約44%が地下水調査のための深井戸調査工事で占められており、その他の測量、試験、調査工事を合わせると、現場作業は契約金額の約73%を占めました。
これらの大量の現場作業を処理するため、契約を大幅に上回るエ期と多大な経費を要しましたが、本業務の遂行を通じて海外でのあらゆる分野の貴重な経験を積むことができました。


場所:リビア国ベンガジ地方

期間:1978年~ 1980年


 

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