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2021年03月01日

路側から撮影した動画よりAIを用いて車種別交通量を計測可能な「TRAVIC」にナンバープレート情報の読取り機能を追加

この度、八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:出水 重光 以下「八千代エンジニヤリング」)は市販の機材を用いて路側から撮影した交通流の動画をAIで車種判別(自動車類6車種)し、車種別交通量を計測できるシステム「TRAVIC」に、ナンバープレートの情報を読み取る機能を追加いたしました。


追加した機能は、収集した画像からAIを用いてナンバープレートの分類番号と一連指定番号を自動に読み取るもので、読取り精度は95%程度を確保しています。


交通量とナンバープレートの両者の情報を同時に取得することで、複数地点間の走行経路別の交通量や所要時間の分析を行うことが可能となります。また、車両形状からだけでは車種区分の判別が難しい場合でも、ナンバープレートの分類番号からより正確な車種区分が可能となり、車種別交通量の計測精度を向上いたします。



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ナンバープレートの情報は4項目ありますが、「TRAVIC」では分類番号と一連指定番 号(下図②、④)の2種類の情報の読取を可能としており、車籍地を示す地域名や平仮名(下図①、③)の読取機能については現在検証中です。



図2.png