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2023年04月21日

岩手県久慈市 道の駅「いわて北三陸」の 事業化支援で貢献!
~4月 19 日にオープンした道の駅いわて北三陸において 基本計画の策定や PPP の支援を 8 年に亘り実施しました~

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋努、以下八千代エンジニヤリング)が整備支援した岩手県久慈市夏井町の三陸沿岸道路久慈北インターチェンジ(IC)付近道の駅「いわて北三陸」が 4 月 19 日(水)にオープンしました。八千代エンジニヤリングは、観光の振興による広域市町村(久慈市、洋野市、野田村、普代村)の活性化を目的とした『広域道の駅整備事業』に 2015年より携わり、道の駅整備における可能性調査、基本計画の策定、官民連携事業(PPP※)の導入における事業者募集・選定・契約締結等の支援(アドバイザリー業務)や設計モニタリングなどを実施いたしました。


※PPP(Public Private Partnership)とは:行政と民間が連携して、それぞれお互いの強みを生かすことによって、最適な公共サービスの提供を実現し、地域の価値や住民満足度の最大化を図るもの。

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道の駅「いわて北三陸」の外観



02.png・広域道の駅整備事業とは・ 
久慈市、洋野町、野田村、普代村の広域市町村は、地域資源・観光資源が豊富な地域ですが、既存施設の利用者数の減少、人口減少、第一次産業就業者の減少の課題がありました。
そのため東日本大震災からの復興リーディングプロジェクトである三陸沿岸道路※の全線開通を見据え、久慈広域の玄関口として三陸沿岸道路利用者などが立ち寄り、広域市町村へ誘導することができる地域振興の拠点施設として道の駅「いわて北三陸」の整備事業を進めてきました。
※三陸沿岸道路は 2021 年 12 月 18 日に全線開通いたしました。
広域道の駅整備事業の詳細はこちら(久慈市ホームページ)
https://www.city.kuji.iwate.jp/assets/seisaku/suizyunn_1.pdf

・弊社の取り組み・
弊社は、広域道の駅の実現のため、賑わいや交流を創出、市民の利便性向上に向けた具体的な導入機能・規模の検討や市の財政負担の軽減を最大限図った事業スキーム(DBO 方式)を整理するなど、基本計画の策定から民間事業者の募集に向けた民間活力導入可能性調査、事業者募集・選定支援を行いました。
また久慈市は初めてとなる官民連携事業(PPP)であったため、弊社は設計モニタリングとして、選定された民間事業者が実施する法令手続きや設計業務に対して要求水準書等の内容を達成しているかを設計図書などにより確認し、また、維持管理や運営においてのモニタリング方法などについても支援を実施しました。

・道の駅「いわて北三陸」概要・ 
道の駅「いわて北三陸」には、久慈広域の魅力と情報を発信するゲートウェイの役割を担う道の駅として、物販施設や飲食施設、観光案内などを行う情報発信・休憩施設があります。駐車場は普通車 131 台(EV 含む)、大型車20台利用でき、ガソリンスタンドが併設されています。
また道の駅「いわて北三陸」のイベント広場内にできる「イシツブテ公園」は、4 月 28 日(金)に開園いたします。こちらの公園は、ポケモンのプテラやイワークがあしらわれたクライミング遊具、いわて応援ポケモンの「イシツブテ」のシーソーなどの遊具が設置されます。遊具は、岩手県と東日本大震災の復興に向けた連携協定を結ぶ株式会社ポケモン(東京都)より久慈市に寄贈されたものとなります。

日 時 : 2023年4月19日(水)オープン
場 所 :岩手県久慈市夏井町鳥谷第7地割3−2(久慈北IC付近)
主な施設:
地域連携機能 : 物販施設、飲食施設、ガソリンスタンド、キッズスペース、多目的ホール、イベント広場、
             屋根付きイベント広場
情報発信機能 : 情報発信休憩施設
休憩機能 : 休憩施設、トイレ、授乳室
駐車場:大型車20台、小型車126台、身障者用4台、EV1台