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2023年08月17日

名誉顧問・下田義文が令和5年度外務大臣表彰を受賞いたしました

弊社の名誉顧問である下田義文(元代表取締役社長)が、令和5年度外務大臣表彰を受賞しました。表彰式は、822日に外務省飯倉公館にて執り行われる予定です。

下田は、インドネシアのメラピ山やスメル山、クルー山などで砂防施設の配置計画を行うための火山砂防基本計画策定を主導しました。その実績を買われ、2015年のアンボン天然ダム決壊、2016年のシナブン火山噴火、2022年のチアンジュール地震など、大規模な土砂災害が発生した際には現地政府の求めに無償で相談に応じ、現地への防災支援と日本の砂防技術に対する信頼を高めることに貢献し、これらが評価され受賞となりました。

弊社は、20231月に創立60周年を迎えましたが、創立当初より総合建設コンサルタントとして国内の社会インフラ整備のみならず発展途上国を中心とした開発支援に尽力してまいりました。今後も国内のみならず海外への開発支援を通じて、人々が安全・安心を実感でき、豊かな暮らしができるよう、挑戦を続けてまいります。




下田義文コメント

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この度、外務大臣表彰を賜ったことは身に余る栄誉です。長年、インドネシアにおけるODAの防災事業およびボランティア活動に従事したことが評価されたことを大変うれしく思います。海外経験のなかった35歳から現在に至る40年以上インドネシアの火山および地震防災に携わったことで、私自身が国際協力および防災について多くを学ぶとともに有意義な人生を過ごさせていただきました。これはひとえに、日本およびインドネシアのご関係者皆様のご指導、ご支援のお陰であり、この機会に御礼申しあげます。日本とインドネシアの両国は火山噴火と地震災害の多い国であり、今後も両国が協力して防災が進められることを願っています。私自身も一人の技術者として微力を尽くしたいと考えています。



<下田義文プロフィール>

1947 年生まれ。防衛大学校を卒業し、1969年に陸上自衛隊入隊。1974年に退職。同年、八千代エンジニヤリング株式会社に入社。砂防事業の計画及び設計を中心に業務にまい進し、インドネシア(ルマジャン)にも5年ほど赴任。2007年代表取締役社長就任。2012年相談役就任。2022年名誉顧問就任。