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2023年12月05日

12月3日(日)に開催した 「第6回 くまもとサイエンスカフェ」を支援いたしました。

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、12月3日()に熊本大学、国土交通省阿蘇砂防事務所、南阿蘇村、熊本地方気象台、阿蘇青少年交流の家が主催し実施した『第6回 くまもとサイエンスカフェ』を支援いたしました。

弊社は、砂防事業におけるインフラツーリズムおよびジオツーリズムを活用した土砂災害防災学習の一環として、学習シナリオの検討や関係者の調整など全般にわたる支援をいたしました。

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詳細は熊本大学のホームページをご確認ください。

■開催概要 
第6回 くまもとサイエンスカフェ
阿蘇カルデラの砂防 ~ 三王谷川の土砂災害を防げ ~ 《フィールドワーク》

話題提供:    国土交通省阿蘇砂防事務所調査課
日  時:    12月3日(日) 13:00~16:00
集合場所:    南阿蘇村旧立野小学校(南阿蘇村立野1596)
見学場所:    三王谷川周辺(南阿蘇村長野)
共  催:    熊本大学、国土交通省阿蘇砂防事務所、南阿蘇村、熊本地方気象台、阿蘇青少年交流の家
協  力:    八千代エンジニヤリング株式会社
参加人数:    26名

2016年熊本地震では、阿蘇カルデラの急峻な外輪山だけではなく中央火口丘群のなだらかな斜面でも数多くの崩壊が発生しました。なかでも、小烏帽子岳付近で崩壊した土砂は三王谷川(山王谷川)を流れ下り、すそ野の集落を襲いました。さらに、その後の降雨によって不安定な土砂は土石流となり被害が拡大しました。このような被害の背景には、火山からなる地質と地形が大きな要因であることがわかっていました。今後の災害を防ぐ対策の一つとして、現在、三王谷川をはじめとする阿蘇カルデラの谷や河川では砂防堰堤(えんてい)の建設がすすめられています。
今回は、今も残る熊本地震の痕跡と対策工事現場の見学から火山地域での土砂災害対策について考えました。

<くまもとサイエンスカフェとは?>
お茶を飲みながらゆったりとした対話形式で熊本の自然や歴史を学び、得られた知見を暮らしや防災・減災に役立て頂くことを目的とした取り組みです。