八千代エンジニヤリング株式会社（本店：東京都台東区、代表取締役社長執行役員：高橋 努）は、京都大学経営管理大学院 国際メガ・インフラマネジメント政策（八千代エンジニヤリング）講座において、東アジア・ASEAN経済研究所（ERIA）、マレーシア国際イスラム大学（IIUM）と共催で、スマートシティに関する国際シンポジウム「The 3rd Conference on Asian Inclusive Smart Cities in the Post Covid-19 Arena: Malaysia's Perspectives on Inclusiveness Smart Cities」を2023年11月14日、15日に開催いたしました。

本シンポジウムでは、アクマル・クザイリー IIUM副学長、高橋克彦 在マレーシア特命全権大使、八山幸司 ERIA COO、水野高志 弊社取締役副社長執行役員、小林潔司 京都大学経営管理大学院特任教授（京都大学 名誉教授）による開催挨拶の後、ポストコロナの時代におけるアジア地域、とくにマレーシアに焦点を当ててスマート都市像について活発な議論を行いました。

Opening Remarksの様子（左：高橋大使、右：ザイニ事務次官）

シンポジウムにおけるディスカッション

14日は、前天然資源気候変動省事務次官で現マレーシア国保健省事務次官のザイニ・ウジャン氏によるClean・Green・Healthyなインクルーシブスマートシティを目指すための市民参加に焦点を当てた基調講演、Hans Westlundスウェーデン国際地域科学協会会長でスウェーデン王立工科大学 ハンス・ウェストルンド 教授によるパンデミック後の地域社会のあり方に関する基調講演、小林潔司 名誉教授によるアジアにおける自立共生型イノベーションネットワーク構築に関する基調講演など、インクルーシブなスマートシティの実現に向けた様々な示唆が行われました。また、ザイナル IIUMサステナビリティセンター長、藤木修 京都大学名誉教授、堀場久美子 博報堂コンサルティング シニアディレクター、及川景太 ERIAエコノミストによるパネルディスカッションを通じて過去の経験から学びながらよりインクルーシブな社会を目指す方策が議論されました。

15日は、マレーシア地方開発省 都市計画局 スマートシティ課長、JETROマレーシアによる基調講演に続けて8件の研究発表が行われ、弊社からもクアラルンプールにおける都市OSの導入や最新技術による都市課題の解決に関する研究発表を行いました。

・開催概要・

The 3rd Conference on Asian Inclusive Smart Cities in the Post Covid-19 Arena: Malaysia's Perspectives on Inclusiveness Smart Cities

日　　　時：2023年11月14日（火）、15日（水）9：30～17：00

会　　　場：インターコンチネンタルホテル・クアラルンプール（マレーシア）

主　　　催：京都大学経営管理大学院

                 　　国際メガ・インフラマネジメント政策（八千代エンジニヤリング）講座

共　　　催：東アジア・アセアン経済研究センター、八千代エンジニヤリング株式会社

協 力 団 体：ABLパートナー大学機構、(一社)日本アセットマネジメント協会、(一社)グローバルビジネス学会、
　　　　　　(一社)京都ビジネスリサーチセンター

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