Menu
2025年10月29日
八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)と土木設計ソフトウェア開発・販売の株式会社エムティシー(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:堀井 裕信、以下「エムティシー」)は、道路設計の照査業務を大幅に効率化し、設計品質を向上させる「道路設計照査システム APS-DC」(以下、「APS-DC」)を共同開発し、2025年10月31日より提供を開始します。
本システムは、弊社が東京大学との共同研究で開発した道路設計照査システムのプロトタイプを基に、弊社の持つ建設コンサルタントとしての設計や照査の知見と、エムティシーの土木設計ソフトウェア開発技術を融合させたものです。本システムは、3次元モデルデータを活用した照査の効率化とヒューマンエラーの削減により、設計者の業務効率を抜本的に改善することで、BIM/CIMが推進される現代の社会インフラ整備に貢献します。
・開発の背景・
建設業界ではBIM/CIMの原則適用が本格化し、3次元モデルデータを活用した設計プロセス全体の品質確保と生産性向上が急務となっています。道路設計業務では、道路構造令をはじめとする各種基準への適合性を確認する「照査」が品質確保の要です。国土交通省では照査済み箇所をマーカーで可視化する「赤黄チェック」を義務化していますが、その作業は膨大な専門知識と工数を要するため、ヒューマンエラーの削減と業務効率化が業界全体の課題となっています。
この課題を解決するため、原則適用がされているBIM/CIMを活用し照査の補助をすることで、設計者の負担を軽減し、客観的で信頼性の高い設計品質の確保を支援するAPS-DCの開発に至りました。
・「道路設計照査システム APS-DC」について・
APS-DCは、道路設計データが道路構造令などの基準に適合しているかを自動で照査するシステムです。業界標準のデータフォーマット「J-LandXML」に対応した単体版と、エムティシーの主力製品「道路・鉄道線形計画システム APS-MarkIV」(以下、「APS-MarkIV」)とリアルタイムに連携するアドオン版の2種類を提供。これにより、他社製CADを利用する設計者から発注者まで、幅広いユーザーの既存の設計フローにスムーズに導入いただけます。
<特徴>
・ 道路構造令に準拠した網羅的な自動照査機能
平面線形(最小曲線半径、緩和曲線長など)、縦断線形(最急縦断勾配、縦断曲線など)、横断面(幅員構成、横断勾配など)、合成勾配、視距といった、道路構造令に基づくすべての項目を自動で照査します 。プロトタイプから照査項目を大幅に拡充し、設計段階で見落とされがちな詳細な項目まで体系的にチェックすることで、設計エラーを未然に防ぎます。
・ 照査結果の「見える化」で、問題点の迅速な把握と修正を支援
照査結果は、基準に適合しない箇所を赤色で示すなど、視覚的に分かりやすく表示されます。問題点をまとめた「照査結果項目表」や、平面・縦断・横断の結果を一枚に集約した「幾何構造照査図」など、多角的な出力が可能です。これにより、問題点を視覚的に把握できるため、迅速な設計修正が可能です。
左図:エラー箇所を赤色で表示する幾何構造一覧表、右図:表幾何構造照査図のイメージ
・ APS-MarkIVとのシームレスな連携で設計プロセス全体を効率化
APS-MarkIVのアドオン版として利用することで、設計と照査のサイクルを高速化。APS-DCの照査でエラーが確認された場合、即座に設計データにフィードバックして迅速な修正が可能です。これにより、設計から照査、成果物作成までの一連の業務の効率化が実現します。
・製品情報・
製品名 :設計照査システム「APS-DC」
発売日 : 2025年10月31日(金)
提供形態:単体版(J-LandXMLデータ読み込み対応)
APS-MarkIV アドオン機能版(APS-MarkIVが必要となります)
価 格:ソフトウェアライセンス(ネットワーク):220,000円(税込)/1ライセンス
年間利用契約(サブスクリプション):詳細はお問い合わせください
発売記念キャンペーン
2025年11月1日から2026年10月31日までのお申し込みに限り、ソフトウェアライセンスを特別価格165,000円(税込)でご提供します
<製品に関するお問い合わせ先>
株式会社エムティシー
TEL: 03-5396-0521
製品サイト: https://mtc-aps.co.jp/products/aps-dc/
お問い合わせページ:https://mtc-aps.co.jp/contact/